アゲハ飼育日誌 2019年第3稿:
今日から6月。湿気が多くなり、梅雨の気配が漂い始めました。鬱陶しい時期になりますが、アゲハにとってはいい季節の到来でしょう。
我が家のアゲハたちは順調に育っています。
幸せな音
2019.5.26~
いま我が家では昼夜を問わず、この音が鳴り響いています。
(音声最大で再生してみてください)
サクサク。キチキチ。アオスジアゲハの幼虫がクスノキの葉っぱを食べる音。ナミアゲハやクロアゲハの幼虫が、柑橘類の葉っぱを食べる音も同じ。
夜眠る時、夜中に目が覚めた時、朝起きた時、この音が聞こえると幸せな気分になります。
こういう時もあります。
蝉時雨ならぬアゲハ時雨。
賑やかですね。
引っ越し
2019.5.27
小さいクスノキは葉っぱが無くなりそうなので、ついにベランダのクスノキを部屋に入れ、そこにアオスジくんたちを移しました。
アオスジ荘からアオスジマンションに引っ越し、といったところ。
アオスジマンションは地上81cm。今季終わりまで持ちこたえられるかどうか。
見事な変色
2019.5.27~6.1
今季最初のナミアゲハは現在蛹になっています。
5月27日。2匹目が前蛹になった日。
6月1日。
左はケースの側面に糸掛けした1匹目。右は枯れ枝に糸掛けした2匹目。色がぜんぜん違います。
アゲハの目はほとんど見えていないそうですが、この周りの色に合わせる変色には驚くばかり。賢いですね。今季最初の羽化は来週見られそうです。
几帳面
2019.5.30
ナミアゲハの幼虫はアオスジアゲハの幼虫と違い、几帳面な食べ方をします。
このとおり。
山椒の葉っぱを1枚ずつきれいに食べて、葉っぱが全部無くなってから別の枝に移動。アオスジアゲハの無秩序な食べ方とは大違い。
柑橘類の葉っぱの食べ方も几帳面です。こちらの記事をご覧になってみてください。
あとがき
いっきに増えてしまったせいで、今はもう幼虫が何匹いるのかわかりません。
まだわかっていた頃は、かみさんが時々数えていましたが、ある時何度数えても1匹足りなくて、「番町皿屋敷状態だ」と言っていました。
わかりますか?
2019/6/1,2022/2/1
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