アゲハ飼育日誌2019年第37稿:
きょうは処暑。暦どおり東京はひと頃の暑さが納まり、梅雨のような日々が続いています。
秋の帳が下りてきました。
幼虫接写
2019.8.14
アオスジアゲハの幼虫を100均のマクロレンズで接写。
アオスジアゲハに限らず、アゲハチョウ幼虫の脚は全部で8対(胸脚3対・腹脚4対・尾脚1対)16本。胸脚は成虫の脚になり、腹脚と尾脚は蛹の中で消えてなくなります。
眼状紋はフェイクの眼。敵を威嚇するための模様という説があります。本当の眼は単眼が左右に6個ずつ。
周囲の色と併せて見ると、キウイフルーツに似ています。
脱け殻完食
2019.8.14
アオスジ幼虫、生まれて初めての脱け殻完食。
2齢幼虫。すでにガングロ、しゃもじ型。全部食べるのに5分ぐらいかかっていたので、ラスト2分だけアップしました。
時々ピントがボケますが、頭部が半透明なので、脱け殻を少しずつ飲み込む様子がわかります。口の動きが可愛いですね。
食べ終わった後は、「えっ、もうないの?」と言う声が聞こえてきそう。
胎動&孵化
2019.8.16~17
ナミアゲハの卵が孵化しました。
8月16日 13時23分
孵化前日。中で口を動かし、体を回している様子がわかります。
8月17日 0時51分
孵化。クロアゲハと同じく、最初はガングロ。このあと、すぐに卵の殻を食べ始めました。
タマゴコバチ再び
2019.8.17
前々回の日誌 に載せた寄生された卵からタマゴコバチが出てきました。
今回は7匹。3匹は元気よく動き回っていました。フォロワーさんの所ではキイロタマゴコバチが多いとのことですが、我が家では今回も黒。羽蟻に似ています。
これで今季は合計9匹。このまま記念に取っておきます。
あとがき
ようやく飼育日誌をアップできました。
このところ、暇を見つけては、去年書いた検索向けの記事をリライトしていました。見直してみたら、半分くらいの記事はだめだめ。もう夏も終わり。気づくのが遅すぎました。
去年の記事を読んでいると恥ずかしくなります。今年の記事も来年読むと恥ずかしく感じるのかもしれません。恥ずかしく感じるということは、進歩しているということ。
というのが、ポジティブ思考というもの。
というのが、へこたれないということ。
2019/8/23,2022/2/5
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