アゲハ飼育日誌2019年第49稿:
昨日東京は10日ぶりの快晴でしたが、それも束の間。
今日は曇天、夜から雨の予報で、羽化したアオスジアゲハ2頭はお泊りです。
ニューカマー
2019.10.17
この時期になって、我が家のアゲハたちに新しい種類の仲間が加わりました。
と言っても、蛹です。
ニューカマー、ジャコウアゲハの蛹。
実物を見たのは初めてです。これまで飼育したアゲハとはかっこがだいぶ異なります。
かみさんが友人に連れられていった場所(友人宅の団地の壁)にたくさんいたとのこと。
こんな感じで。
そこはどんな環境なのかわかりませんが、ジャコウアゲハは建造物の壁で蛹化することが多いのでしょうか。
手が届かないほど高い所にも張り付いていたそうです。
速足で道路を横切る幼虫もいました。
おそらく蛹になる場所を探していたのでしょう。
かみさんが捕まえて安全な場所に移そうとしていたら、近くにいた掃除のおじさんが「それには毒があるんだ。そんなの潰してしまえ」と言っていたとのこと。
たくさん犠牲になっているんでしょうね。
友人は「ここにしかいない蝶」と言っていたそうですが、かみさんは何の蝶だかわからず、自転車置き場とか、スロープの横とか、危なそうな場所にいた蛹5匹を持ち帰ってきました。
早速私が調べてみたところ、なんと、ツイッターやインスタグラムでたまに見る、羨望のジャコウアゲハであることがわかりました。
船堀界隈にもいたんですね。蛹ではありますが、我が家で飼育する5種類目のアゲハチョウになります。
今はこうなっています。
ベランダは陽当たりがいいので、玄関先(外廊下)に置いてあります。
越冬を期待していますが、どうなるか。
6頭羽化
2019.10.22
ほぼ同時に6頭羽化しました。
記録更新です。
ナミアゲハ5頭、アオスジアゲハ1頭。
ナミアゲハ5頭は 今年の日誌41稿 に書いた幼虫たちです。孵化したのは9月6日でしたので、羽化まで一月半。やはり夏場に比べると遅いですね。
翌朝、全員元気に飛び立っていきました。
1頭だけひらひら飛んでいくのもいいですが、団体でぱーっと飛んでいく姿を見るのは爽快な気分でした。
見込み越冬隊
2019.10.22
越冬を期待している”見込み越冬隊”は、ベランダのクスノキにアオスジアゲハの蛹2匹と幼虫1匹、玄関先にナミアゲハの幼虫7匹、アオスジアゲハの幼虫4匹、前述のジャコウアゲハの蛹5匹です。
果たしてこの中で越冬するのは何匹か。
気温の低下に伴い成長の速度は遅いものの、発育はよく、夏場と同じように大きくなります。
これはナミアゲハの箱の中。
ぐんぐん大きくなり、羽化してしまいそうな気がします。
おまけ
10月20日。久方ぶりの孵化。
アオスジアゲハ。
せめてこれだけでも越冬してほしいと思っています。
2019/10/24
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