アゲハ飼育日誌2019年第54稿:
今日の東京は冷たい雨。日中の気温は7度台、年末年始並みとのこと。数日前に羽化したアオスジアゲハを放さなくて正解。放していたら大後悔していたでしょう。
そんな話も含む、小雪の日誌。
ダンボール組引っ越し
2019.11.17
外廊下のダンボール箱に入っている幼虫たちを、ベランダのクスノキに移しました。だいぶ気温が下がってきて、外廊下では成長が阻害されるかもしれないので。
これは 前々回の日誌 に書いたアオスジアゲハ大中小。大きさはだいぶ異なりますが、3匹とも終齢幼虫になりました。
3匹どこにいるか、わかりますか?
正解は こちら
真ん中はわかりづらかったですね。すみません。
我が家のベランダは陽当たりがいいので楽観視していますが、無事蛹化できるかどうか。
ベランダ組羽化
2019.11.19~21
羽化か越冬か微妙なところと思っていたベランダ組3匹のうち、1匹が羽化してしまいました。
寝かせ方式で羽化
11月19日
今にも出てきそうな蛹を葉っぱから外しました。
11月20日
朝起きたら羽化していました。これはかみさんお手製の飼育ネット。
100均の洗濯ネットの上部に便座カバーの芯(これも100均)を取り付け、下にプラスチックのまな板、その上に不織布を敷いています。これなら翅を傷つけることなく、そこそこ飛び回れます。
今回初めて、”寝かせ方式”で羽化させました。つまり、蛹を不織布の上に置いておいただけ。大量の蛹をこの方法で羽化させているというツイートを見て、まねしました。
放蝶か家飼いか
羽化当日は暖かい晴天でしたが、寒い日が続きそうなので、外に放すか、家で飼うか、迷いました。
それで、
こんなツイートをしたところ、家飼いのほうがよいとのリプをいただきましたので、家飼いにしました。
ありがとうございます‼
冒頭で述べたとおり、放蝶していたら、かみさんは寝込んでいたかもしれません。(笑)
部屋で放し飼い
今は部屋で放し飼い。
夜は壁か天井にとまって眠っていますが、朝ベランダ窓のカーテンを開けると、飛んできてレースのカーテンにずっと留まっています。
走光性があるので、外に出たいんでしょうね。窓を開ける時は、外に飛び出さないように注意しなければなりません。
1日1回か2回、かみさんが薄めたハチミツを吸わせますが、元気なので捕まえるのが一苦労。
この容器はフォロワーさんに教えていただいた、100均のシリコン製携帯用コップ。フォロワーさんの蝶はこの色を覚えていて、同じような色の物にとまると、口吻を出すとの話。うちの蝶もそうなるか。
違う時もありますが、バタバタ羽ばたき始めた時は、お腹が空いたサインであることに気づきました。
この時期、部屋にアゲハチョウがいるのは幸せな気分。この蝶は元気なので、長生きするのではないかと期待しています。
あとがき
ベランダにいるアオスジアゲハの蛹2匹のうち、もう1匹羽化しそうです。羽化したら、今いる蝶とペアリングする事態にならないか。
こんな時期に産卵されたら大変。同性であることを願います。
2019/11/22,2023/7/1
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