アゲハ飼育日誌2019年第60稿:
家の中で蝶を放し飼いにしていると、いろいろ気を遣います。
夜はスピーカーの近くで眠ることが多く、コンポで音楽を聴くことができません。
それでも蝶は幼虫ほど手がかからず、かみさんは「楽なもんだ」と喜んで世話しています。
そんな冬のアゲハ飼育日誌。
雄雌の見分け方
2019.12.12
前回の日誌 に書いたとおり、ナミアゲハが3頭になってしまったので、ペアリング回避策として2頭は別々の飼育ネットに入れ、1頭は放し飼いにしていました。
私もかみさんも雄雌の区別に自信を持てなかったので。
調べてみたところ、ナミアゲハの雄雌の見分け方はこんな感じです。
●翅の色あい: 雄は白っぽい。雌は黄色っぽい。
●おしりの形: 雄は先が割れている。雌は先が丸い。
で、見てみると3頭とも雄に見えるのですが、かみさんから「絶対?」と迫られると、だんだん雌に見えてくるような状態。
そんな折、ツイッターでこんなコメントをいただきました。
これまで見ていた画像はどれも不鮮明でしたが、これは鮮明だったので、確信を持てました。
3頭とも雄で間違いありません。
ということで、全員放し飼いでOK。
必殺料理人さん、ありがとうございました。
このとおり、雄はおしりの先が割れています。
蝶が死ぬ時
2019.12.13
現在我が家にいるアオスジアゲハ2頭のうち、1頭が死にました。
私が帰宅して覗いてみると、飼育ネットの床でひっくり返って痙攣していました。
先月羽化不全体のアオスジアゲハが死んだ時も同じ。
蝶が死ぬ時って、そうなるんですね。
これは死んだ後の写真ですが、まだ生きているうちから脚はこうなります。
死後硬直ではありません。
生存日数24日。今年の日誌52稿 に書いた飛べない蝶の記録を5日更新。
新記録ではありますが、1か月は生きるだろうと思っていたので、残念です。
小春日和
2019.12.13~14
今週は小春日和があったかと思うと、翌朝はぐっと冷え込んだりと寒暖差が激しく、その影響かどうかはわかりませんが、また越冬を見込んでいたナミアゲハが羽化してしまいました。
(晩秋から初冬にかけての暖かい晴れた日を小春日和と言います)
しかも2頭。
1頭は13日の夜、メーターボックスに置いてあるダンボール箱を覗いてみたら、すでに羽化していました。
前日に羽化していたのかもしれません。
この日の夜は寒く、かみさんはしきりに謝っていました。
この時に、1匹の蛹が羽化目前であることもわかり、部屋に入れたところ、
翌日の午後1時頃に羽化。
これで我が家のナミアゲハチョウは5頭に。偶然か必然か、全員♂です。
雄2匹 小春日和で フライング
2019/12/16,2022/2/8
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