アゲハ飼育日誌2020年第7稿:
前回の日誌 に書いたとおり、今季最初の春型羽化は悲話が2つ続きましたが、今回は朗話2つ。
調べてみたら、悲話の対語は朗話。朗話とは「ほがらかな、聞いて気持ちのよい話」。―Weblio辞書
初耳。「朗話とは」で検索したら、「聾唖とは ではありませんか?」というメッセージが出ました。
ジャコウアゲハ初の羽化
2020.3.20~21
我が家で初めて、ジャコウアゲハが羽化しました。
昨年持ち帰った越冬蛹5匹の中の1匹。( 昨年の日誌49稿 )
羽化目前の蛹。
だいぶ黒ずんできていて、翅と殻の間に隙間ができています。
夕方4時過ぎ。いつの間にか羽化。
黒地に赤い斑点の翅が綺麗。
胴体は毛深く、アオスジアゲハほどずんぐりはしていません。
水平な所でぶら下がりたそうだったので、枯れ枝に移動。
日が暮れてきたので、夜はこのまま眠り、翌朝元気に飛び立っていきました。
悲しい羽化が続いていたので、ほっと一息。
おしりが割れているので、雄ですね。
追記(2020.3.26):
ジャコウアゲハの雄と雌は色が違うんですね。雄は黒、雌は茶色なので、おしりを見るまでもなく、雄雌の区別は一目瞭然。勉強不足でした。お恥ずかしい。
アオスジアゲハ春型2頭目羽化
2020.3.21
ジャコウアゲハが羽化した翌日、アオスジアゲハが羽化。
羽化目前の蛹@ベランダのくすのき。
翅がくっきり見えています。
午後1時30分頃羽化。今季春型2頭目。
これも前回同様、翅の色が精彩を欠いているように感じます。
アオスジアゲハもジャコウアゲハと同じくらい毛深いですね。
夕方4時頃、放蝶には微妙な時間なので、ベランダのクスノキに止まらせておいたところ、いつの間にかいなくなっていました。
何はともあれ、羽化不全でなくてよかった。
あとがき
アゲハチョウ羽化の投稿をちらほら見るようになりました。
今年は例年に比べて桜の開花が早いように、アゲハチョウの羽化も早いように感じます。
今回飛び立っていった2頭は、果たしてペアリングの相手を見つけられるかどうか。
外でアゲハチョウを見たことは、まだ一度もありません。
番外付録
近所の川には水鳥がたくさん集まります。
先日はユリカモメの団体がいました。
海が近いので、たまにウミネコも来ますが、これはユリカモメ。
ウミネコはユリカモメより一回り大きく、もっと獰猛な顔つき。飛んでいるところを下から見ていると、たまに目が合います。
これは眠そうなユリカモメ。
というか、ユリカモメはみんなこういう顔なのか。
これは悲しげなカツオのたたき。
2020.3.24,2022/2/10
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