アゲハ飼育日誌2020年第9稿:
4月初旬はまだ寒い日が多く、越冬蛹には羽化を待ってもらいたい時期。
ですが、なかなかうまくいきません。
越冬蛹の羽化続く
室内組越冬蛹が続けて羽化しました。
ジャコウアゲハ
2020.4.3~4
残っていたジャコウアゲハ4匹のうち3匹が羽化。
♂2頭目
まず、今季2頭目。
また雄。
前日の夜、羽化の兆候が見えたので、エッグスタンドに移動。
予想どおり、早朝に羽化していました。
今回気づきましたが、
ジャコウアゲハのオシッコって、ピンクなんですね。
まぁまぁ暖かい晴れた午後、元気に飛び立っていきました。
初めての♀
その少し前に、今度は雌が羽化。
羽化3頭目にして初の雌。
フォロワーさんから、雌は「カフェオレ色」と聞いていたとおり。
ナミアゲハやアオスジアゲハのようにお尻を見るまでもなく、雄雌の区別は一目瞭然。
私でもわかります。
開張11cm。
ナミアゲハよりちょっと大きいくらいか。
夕方5時28分。
微妙な時間でしたが、バタバタし始めたので、ベランダのクスノキにとめたところ、ひらひら飛んでいきました。
♂3頭目
翌日9時頃。今季3頭目の雄が羽化。
これまで羽化したジャコウアゲハは4頭ですが、例外なく脱け殻が下に落ちていることに気がつきました。
ナミアゲハもアオスジアゲハもクロアゲハも、脱け殻はポケットの中に残っています。
どんな出方をしているのか。ことごとく羽化の瞬間を見逃しているので、わかりません。
見るチャンスはあと1回。ちゃんと見れるかどうか。
拡大して見てみると、
顔と胴体は黒い毛と赤い毛で覆われています。
フォロワーさんから、ジャコウアゲハの雄は臭いと聞いていたので、匂いを嗅いでみました。
独特のいい匂いです。
思い切り鼻を近づけても微動だにしません。クロアゲハのようにおっとりした性格なのか。
アオスジアゲハ
2020.4.4
ジャコウアゲハ♂3頭目のすぐあと、友人から託されたアオスジアゲハ( 前回の日誌 )が羽化しました。
エッグスタンドに移す際に落下、殻が割れてしまいましたが、無事に羽化。
と思いきや、しばらくたっても後翅がくちゃくちゃのまま、ぴんと伸びません。
羽化の前に動きすぎたからか、直前に落としたからか。
ちゃんと飛べるか心配です。
いずれにしても、この日はお泊り。
久しぶり。
あとがき
やはり室内組は羽化が早いですね。
残りはジャコウアゲハ1匹。ベランダのアオスジアゲハ3匹に羽化の気配はまだありません。
桜にちらほら葉っぱが混じり始めました。
今年はコロナウィルス禍で花見客は激減。近所の新川千本桜も咲いたかいがなかったか。
バス通り 咲いてわかった 桜の木
街路樹はクスノキとタブノキ(どちらもアオスジアゲハの食草)しか把握していませんので。
アゲハ馬鹿。
2020.4.5,2022/2/10
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