アゲハ飼育日誌2020年第13稿:
アゲハ夏型が動き出し、本格的なアゲハのシーズンが始まりました。
いま我が家には、ナミアゲハの幼虫が8匹、アオスジアゲハの卵が2つと幼虫が2匹います。
あっという間に増えました。
春型と夏型の違い
アゲハ蝶の春型と夏型の違いをご存じですか?
越冬蛹から羽化した蝶を春型、春型の蝶から産まれた世代以降、夏に羽化した蝶を夏型と言います。
春型と夏型の外見はどう違うのでしょうか。
ナミアゲハにはこんな違いがあります。
— たむら船堀 (@fo180926) April 18, 2020
(画像をタップすると全景を見れます。必殺料理人さん、ありがとうございます!)。
上が春型、下が夏型。
こうやって並べてみると、翅の模様が結構違いますね。
総じて夏型のほうが春型より大きく、翅の黒い部分が多くなります。
成虫の大きさは、幼虫が食べた葉っぱの量で決まります。
春型の幼虫時代は、柔らかい葉っぱが乏しい秋なのに対し、夏型の幼虫時代は、柔らかい葉っぱが豊富な春から夏。
春型より夏型のほうがたくさん食べて蛹化するので、その分成虫も大きくなるわけです。
わかりやすい。
後ずさり
2020.5.9
幼虫が小さい時は、葉っぱによく糞が溜まっています。
今いる幼虫も、
1匹はこうなっていましたが、もう1匹のほうは葉っぱに糞が溜まっていません。
なぜかと思ったら、こうしていました。
最初にこれを観た時は、何をするところなのか、わかりませんでした。
肝心なところでピントがボケてしまいましたが、初めて見る糞処理。貴重な映像です。(笑)
それにしても、ここまでするとは。
孵化&殻食
2020.5.9
今季3匹目(?)のナミアゲハが孵化しました。
久しぶりに見る光景。
このあと、戻ってきて卵の殻を食べ始めます。
一生懸命食べていますね。
見ていると、なんだか幸せな気分になります。
第3巻出版
Kindle本「アゲハ飼育日誌第3巻」を出しました。
電子書籍は表紙が重要ということですが、私の場合はアゲハの画像を選んで、題字を打つだけ。
素人っぽいのは否めません。
売れている本を見ると、みんなプロっぽいですね。実際、プロに頼んでいるのでしょう。
明後日(5/18)の16時59分まで0円にしてあります。
よかったら、どうぞご覧ください。
2020/5/16,2022/2/11
コメント