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アゲハ飼育日誌2034 拒絶反応 透けるメロン顔 謎の幼虫

アゲハ飼育日誌2020年第34稿:

4連休初日。「スポーツの日」とは? オリンピックの亡霊。

都は外出自粛要請。感染者数初の300人超え。

コロナも梅雨もまだまだ続きます。

拒絶反応

2020.7.16

アオスジアゲハの幼虫が上半身を左右に振るのは、拒絶の意思表示。

自分のホームに別の幼虫が入ってくると、そうする時があります。

これはおそらく、陣取っている葉っぱを別の幼虫が食べているからでしょう。

振れ幅がすごいですね。最低速テンポのメトロノームのようです。

それでも、食べている幼虫には全く伝わらない様子。

 

背中の紋様

2020.7.18

ジャコウアゲハの幼虫は黒無地に白無地だけの模様と思っていたら、違いました。

意外にも、背中には幾何学模様が。

顔に見えなくもありません。

茶色っぽいので、これは雌なのではないかと勝手に思っています。

 

透けるメロン顔

2020.7.18

これはどういう状態か、わかりますか?

トンボの顔ではありません。

脱皮が近いナミアゲハ4齢幼虫の顔。お面からメロン顔が透けて見えます。

3齢幼虫まではキンカン顔です。

 

 

ガットパージ

アオスジアゲハとジャコウアゲハのガットパージ(幼虫最後の排泄)がありました。

アオスジアゲハ

2020.7.19

通常アオスジアゲハの幼虫が最後に排泄するのは、今年の日誌25稿 に書いたとおり、カラフルな固形便。

ところが、この幼虫は水様便でした。

まだ残っているようです。

アオスジアゲハの水様便は初めて見ました。

しかも、黒便。

ちゃんと羽化できるのか。心配です。

 

ジャコウアゲハ

2020.7.20

ジャコウアゲハのガットパージは、多くのアゲハと同様に水様便でした。

色は黒。

ウマノスズクサの毒を連想させます。

ワンダリング(蛹化の場所探し)が始まりました。

ジャコウアゲハは壁で蛹化するイメージが強かったので、虫かごやダンボール箱に閉じ込めたのですが、なかなか決まりませんでした。

やむなくビン刺しに戻したら、すぐに茎で定着。

結局、放っておけばよかったということ。

何しろ初めての飼育なので、いろいろ戸惑います。

 

謎の幼虫

2020.7.18~20

これは山椒の葉っぱに付いていた卵から孵った謎の幼虫。

3~4mm。雪の結晶のようです。

最初は10匹ぐらいいましたが、これだけが生き残りました。

「山椒 虫」で検索すると、アゲハの幼虫ばかり出てきて、これは何だかわかりません。

脱皮してこうなりました。

5mm。

悲し気な顔。

何という虫か、ご存じの方は教えてください。

 

追記:

早速お二人の方から回答をいただきました。これはイラガの幼虫です。触れると激しい痛みに襲われるとのこと。触らなくてよかった。

 

2020/7/23,2022/2/11

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