アゲハ飼育日誌2020年第61稿:
今季のアゲハ飼育は終わりました、と言ってよさそうです。
ということで、今年のアゲハ飼育日誌は本稿でおそらく最後。
昨年と比べると、かなり早い仕事納めです。
越冬見込み隊
2020.12.12
今季は短日処理がうまくいったようです。
今のところ1匹も羽化していませんし、色付いている蛹もいません。
ここに54匹、ベランダのクスノキに2匹。
今季の越冬見込み隊はナミアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハで合計56匹になりました。
もう少し様子を見てから、初の試みとして冷蔵庫に入れてみようかと思っています。
また春先に羽化したらかわいそうなので。
冷蔵庫越冬
2020.12.12
冷蔵庫で越冬させたことはないので、ツイッターで経験者に教えを請いました。
ももりさん、Hanaさん、ありがとうございました。
まとめてみると、こんな感じです。
- タッパーなどの密閉容器に蛹を入れ、野菜室の光が当たらない所に置く。
- 乾燥しないように濡れたティッシュなどを入れたり、時々霧吹きしたりする。
- 蛹にカビが付かないように注意する。付いていれば拭き取る。
- 色付いている蛹がいないか、時々チェックする。
カビが生えても、死ぬことはないようです。
こちらもご覧になってみてください。
羽化率はどれくらいなのか。
一度やってみないとわかりません。
生体売買
アゲハの生体って、売っているんですね。
メルカリ
メルカリでジャコウアゲハの蛹5匹500円で、SOLDになっていました。
で、こんなツイートをしました。
私は当初、心情的に忌避感があっただけなのでしたが、リプでいろいろ気づかされました。
本来の生息地以外で放蝶すれば生態系に悪影響を及ぼしかねないこと。標本制作や研究のために購入する人もいること。
それ以前にメルカリの利用規約を見ると、「公序良俗に反する行為」の中に「生き物の出品」が含まれているんですね。
皆さん、ありがとうございました。
オークション
ついでに、ヤフオクとむしオークションも覗いてみたら、メルカリどころではありません。
卵も幼虫も蛹も売っています。
例えば
アサギマダラの幼虫2匹とキジョランの大苗1本
結構、高いですね。
こんなんで買う人がいるのか。
ミヤマカラスアゲハの蛹6匹
おそらく江戸川区では生息していない憧れのアゲハチョウ。
いくらするんでしょうね。
むしオークションはアカウントを作らないと、価格を見れないようです。
ギフチョウの蛹5匹
これは希少種。飛び切り高そうです。
オオムラサキの越冬幼虫10匹+死着保証2匹
よくわかりませんが、オオムラサキって、希少種なんですか?
近縁のゴマダラチョウも出ていましたが、こっちのほうが高いんでしょうね。
春から夏にかけては大盛況でしょう。
余聞
アゲハの休眠期間中、当サイトでの投稿はほぼないと思います。
空いた時間で、もしかしたら、またKindle本を出すかもしれません。
今度はハウツー本にしようかと思っています。飼育日誌は売れないことがわかりましたので。
あとは、メインサイト 船堀オフビート に注力します。
こっちは最近滅多に更新しないばかりか、昔の拙い記事を大量に削除したので、記事数がだいぶ減りました。
アゲハがいない間に、何とかかっこををつけたいと思っています。
まだ拙い記事が残っていたり、マニアックな記事が多かったりしますが、役立つ記事があるかもしれません。
どうぞご覧になってみてください。
2020/12/12,2022/2/15
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