アゲハ飼育日誌2021年第10稿:
今回は豆知識の配信です。
ご参考までに。
卵の判別
2021.5.1
こんなご要望がありました。

イモむーさん、リクエストありがとうございます。
孵化目前の卵と寄生されている卵の比較。
すぐに思い出せませんでしたが、一昨年の日誌42稿 にありました。


左が孵化目前の卵。もう少しすると、中で動く幼虫が見えてきます。
右が寄生された卵。おそらくタマゴコバチ。複合体。
どちらもナミアゲハの卵。
全然違いますね。
蛹で雌雄判別
2021.5.5
最近検索向けに 雌雄判別の記事 を書きましたので、当サイトでも蛹の雌雄判別方法をちゃんと載せておこうと思いました。
で、ナミアゲハ越冬蛹のうち2匹をサンプリング。
まず、雌のしるしがある蛹。

赤い丸の部分に縦の筋があります。
この蛹から出てきた成虫はしるしのとおり、


雌でした。
次に、雄のしるしがある蛹。

赤い丸の部分に縦の筋がありません。
この蛹から出てきた成虫はしるしのとおり、


雄でした。

識別しにくい個体もあります。
壁でガットパージ
2021.5.5
こういうツイートがありました。
ガットパージ(蛹化前の排泄)が近くなった終齢幼虫は例外なく、食草を離れてダンボールの壁に張り付くとのこと。
こうなれば、わかりやすくていいですね。
今年の日誌7稿 に書いた”おんぶ蛹の危険”もないようです。

レモンさん、いつもありがとうございます。
かみさんに話したら、百も承知のことでした。
寝る時や家に誰もいなくなる時、蛹化が近い幼虫がいるビン刺しは、ダンボール箱に入れてネットをかぶせておきますが、そういう時はいつも壁に張り付いて水様便をしているとのこと。
どこの家でも同じなのかもしれません。
はじめての芥子
花にはほとんど興味がないのですが、「好きな花は?」と聞かれたら、これです。

芥子。
桜が散る頃から、歩道の植え込みなんかで咲き始めます。

儚げなオレンジ色がいいですね。
ポピーとも言うそうですが、そんなことはどうでもいいのです。
我が家で初めて咲きました。
芥子の花 咲いて飛ぶのは 揚羽蝶
2021/5/11,2022/9/8
コメント
ナガミヒナゲシですね。外来種でどんどん増えるようです。
そうなんですね。教えてくださり、ありがとうございます。