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【実録】モンシロチョウ幼虫の育て方 成虫までの成長過程

モンシロチョウの幼虫を育てていますか? あるいは、これから育てるところですか?

「どうやって育てたらいいんだろう」と考えているところでしょうか。

我が家では、購入した野菜に幼虫がついていると育てています。

どんな感じで育てているのか。成虫になるまでの成長過程をまとめました。

どうぞ参考になさってください。

モンシロチョウ幼虫の育て方

モンシロチョウはアゲハチョウと並んで、日本で最も身近な蝶と言えるでしょう。

孵化して、幼虫で4回脱皮、蛹化、羽化という完全変態の成長過程を辿ります。

餌の準備

まずは餌ですね。

モンシロチョウの食草はアブラナ科植物です。

代表例は以下のとおり。

野菜キャベツ
ハクサイ
ブロッコリー
カリフラワー
コマツナ
クレソン
カブ
ダイコン
野草アブラナ
イヌガラシ
カキネガラシ
セイヨウカラシナ
ナズナ
タネツケバナ
コショウソウ
スカシタゴボウ

食草は途中で変わっても大丈夫そうです。

うちで育てた幼虫はブロッコリー → キャベツ → コマツナと変わっても、ちゃんと食べていました。

アブラナ科なら何でも自由に変えられるかどうかはわかりません。

無論、農薬を使っている野菜は避けたほうがいいです。

キャベツは内側の葉なら大丈夫と言う人もいますが、実際はどうなのかわかりません。

幼虫は新鮮な餌しか食べません。

餌がしおれてくると新鮮な餌を求めて脱走しますので、餌はこまめに換えてください。

切り口に濡れたティッシュペーパーなどを巻いておけば、多少長持ちします。

飼育環境設定

次に飼育環境を決めます。

我が家ではこんな感じで食草をビン刺しにするか、トレイに置いているだけ。

これの利点は糞の始末が簡単なこと。

糞はどんどん溜まります。

このとおり、観察もしやすい。

難点は脱走される危険があること。

小まめに世話できない人は、幼虫を容器に入れておくほうがいいでしょう。

容器は虫かごでもダンボール箱でもプリンカップでも構いません。

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いずれにしても、衛生上、風通しをよくしたほうがいいでしょう。

蚊取り線香や殺虫剤の使用は厳禁です。

幼虫が蛹になるまで

いよいよ飼育スタートです。

幼虫は食草に乗せておけば、もりもり食べて脱皮を繰り返し、3cmくらいまで大きくなります。

脱皮

脱皮の回数は通常5回。1齢幼虫から蛹になるまで。

これはおそらく4齢幼虫から5齢幼虫に変わる脱皮。

7分以上かかるため10倍速にしました。

アゲハチョウの幼虫と違い、脱皮しても色も模様もあまり変わらないので、齢数がわかりにくい。

5齢幼虫になってから数日後、餌を食べなくなったら、蛹化に向けて一連の行動が始まります。

蛹化

終齢幼虫が前蛹を経て、蛹になるまでの飼育に関しては、こちらの記事をご覧ください。

蛹が蝶になるまで

蛹は基本、放っておいて大丈夫です。

但し、ケースの壁や天井など、羽化した時に掴まるところがない場所に張り付いたのであれば、

蛹を剝がして、

蛹ポケットに移すといいでしょう。

蛹になって3日以上経ってから移します。それまでは中が固まっていないので。下手に動かすと、羽化不全になりかねません。

蛹の剥がし方、蛹ポケットの作り方は こちらの動画 でご覧ください。

蛹ポケットを作るのが面倒なら、”寝かせ方式”もあります。こちらの記事をご覧になってみてください。アゲハチョウの記事ですが、やることは同じです。

蛹は羽化が近くなると、

このように、触覚や翅が透けて見えてきます。

羽化しました。

翅が乾き、羽化不全でなければ、3時間ほどで飛べるようになります。

飛べるなら放蝶していただきたいと思いますが、何らかの理由で飼育を続けるのであれば、こちらの記事を参考になさってください。

モンシロチョウ豆知識

モンシロチョウの飼育に役立つ豆知識を載せておきます。

発生時期

モンシロチョウの発生時期は、3月から11月まで

アゲハチョウより少し早く飛び始め、少し遅くまで飛び回ります。

体が小さいからか。

おそらく食草の生育期間との関連でしょう。

その間5~6回世代交代します。

卵は縦長

モンシロチョウの卵はこんな感じです。

大きさは最長辺で1mmほど。

まん丸のアゲハチョウの卵とは、だいぶ趣が異なります。

越冬するのは蛹だけ

越冬するのは蛹だけです。卵、幼虫、成虫は越冬しません。

我が家では一度だけ越冬させたことがあります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

幼虫の見分け方

アブラナ科植物を食草とする鱗翅目で、モンシロチョウとよく似ている青虫がいます。

コナガ

両者の違いに関しては、こちらの記事をご覧ください。

代表的な寄生虫

モンシロチョウの幼虫は寄生される確率が高いようです。

代表的な寄生虫はアオムシコマユバチ

詳しくはこちらの記事でご覧ください。

【実録】アオムシコマユバチがモンシロチョウから出てきた‼
アオムシコマユバチがモンシロチョウの幼虫からたくさん出てきました。うごめく幼虫や繭作り、成虫を撮影しましたが、実際に見てみると気持ち悪いですね。苦手な人は見ないほうがいいかもしれません。ということで、閲覧注意です。

あとがき

以上、モンシロチョウ幼虫の育て方、成長過程、および豆知識でした。

お役に立てば幸いです。

モンシロチョウの幼虫はどんな顔か、ご存じですか?

こんな顔です。

ねぎ坊主みたいで、かわいいと思いませんか?

今度、拡大鏡で覗いてみてください。

2021/5/28,2022/5/1

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