アゲハ飼育日誌2021年第16稿:
夏本番。
こんなに暑いなら、梅雨のほうがよかった気がします。
このところ、検索向けの記事に注力、あとは過去記事のリライトばかりしているので、飼育日誌はまた1か月ぶり。

ツイッターが日誌代わりになっています。
ということで、本稿は一月以上遡り、まだ梅雨のさ中の冴えない話が続きます。
奇形蛹
珍しい奇形の蛹2つ。
えぐれ
2021.6.12~21
まず、えぐれた蛹。ナミアゲハ。

なんでこんなことになってしまうのか。


こういうのは見た記憶がありません。
死ぬのは時間の問題だろうと思っていたら、

9日後に色づきました。
もしかして羽化できるのか、どんな蝶が出てくるんだろうと思っていたら、ここまででした。

残念。
こぶ
2021.6.30~7.5
次はこぶ。アオスジアゲハ。


体液が漏れて固まった?
こういうのもおそらく初見。

10日後。

その2日後。色づきました。
翌朝、羽化。


左前翅欠落。
羽化はしたものの、重症の羽化不全でした。
全く飛べないので、我が家で寿命を全うさせないといけません。

飼い主の責務です。
過去の例も思い出し、羽化不全体は不随意運動が多いとツイートしました。
で、気づいたのですが、おそらくこれは不随意運動というより、飛ぼうとしていたのでしょう。
華子ママさんの引用リツイートに寄せられたコメントを見て、そう思いました。
実は、飛びたかった。
そう考えると、切ないですね。
逆さま蛹化
2021.7.1
逆さまのまま蛹化は厳禁。
今後のために、これは記事にしておきます。
りすさんのアゲハ愛と懸命の救命処置に感服。賛辞を送ります。
ここまでやる人は少ないでしょう。
前蛹や蛹が不自然な状態になっている場合、放っておいてはいけません。
救済方法に関しては、こちらの記事をご覧ください。
透明
クロアゲハ4齢幼虫。

脚がわらび餅のよう。

腹脚。

尾脚。

やけに透明ですね。
透明つながりで、最近気づいたこと。

アオスジアゲハのお面(右)は上半分が透明。
左はナミアゲハ。

透明性に欠けるオリンピック。
明日開催。
2021/7/22
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