アゲハ飼育日誌2021年第30稿:
ナガサキアゲハの飼育では一苦労。
短日処理失敗? 今ならまだいいでしょう。
ナガサキ逃亡癖
2021.10.6~
5年ぶりのナガサキアゲハ。
逃亡癖がありました。
くっついていた枝ごとビンに刺したのに、食べずに動き回る。
冷蔵庫に保存していた葉っぱに移しても同じ。
ベランダの柑橘に移しても駄目。
別の鉢に移したら、やっと葉っぱを食べて落ち着いたのも束の間。翌朝行方不明に。
給湯器の室外機付近で発見。

仕方なく、ビン刺しごとアクリルケースに閉じ込めたところ、おとなしくなりました。
体液を吐いたりはしないので、病気ではなさそう。

もう大変。
ナガサキアゲハの幼虫は順応性に欠けるのか。

背中に薄紫の斑点があるんですね。
知りませんでした。
脱皮救済も落命
2021.10.6~7
脱皮の途中でもがいているアオスジアゲハの幼虫を発見。
濡らした筆で胴体の皮は剥がれたものの、お面は取れないので、ピンセットを使って何とか外しました。

それでも、表皮が傷付き、体力もかなり消耗したようです。

かみさんの懸命の救済も空しく、翌日落命。

残念。
アオスジアゲハの幼虫には、時々こういうことが生じます。
脱皮の皮が残っている時の救済に関しては、こちらの記事(2番目のトピック)をご覧ください。
想定外の羽化
2021.10.7
もう今年の羽化はないと思っていたら、想定外の羽化。

クロアゲハ。立派な雌。


9月21日にナミアゲハが羽化して以来なので、16日ぶり。
短日処理の失敗?
幼虫を採取した時の齢数を覚えていないので、わかりません。
やっていることは完璧だった昨年と同じですが、相手は生き物なので、一律というわけにはいかないでしょうね。

いろいろあって複雑なんです。
今日の気温は24度。薄日が差す中、力強く飛んでいきました。
よかったのか、悪かったのか。
ペアリングの相手が見つかることを願います。
これでいいのか
おそらく天敵に居場所を知られないようにするためでしょう。
アゲハチョウの幼虫は糞を自分から遠ざけようとします。
(3倍速)
それにしても、中途半端。
そこそこで満足するのは私と同じ。
2021/10/8
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