アゲハ飼育日誌2021年第36稿:
■落ちて死んでいた1齢幼虫は脱皮不全
■ツマグロヒョウモン無事蛹化
■アオスジアゲハ入念な葉っぱ補強
■アゲハ飼育はまだしばらく続く
脱皮不全
2021.10.30
アオスジアゲハの1齢幼虫が落ちて死んでいました。
そういうのは原因不明の病死と思いがちですが、そうとばかりは言えません。
こんなケースもあります。
脱皮不全。
頭部の殻が取れずに残っています。
小さいので拡大してみないとわかりません。
かわいそう。
脱皮の途中で落ちたのか、あるいは落ちてから脱皮を始めたのか。
いずれの場合も脱皮は無理でしょう。
脱皮を始める前に気がつけば、助けることができます。
救済方法はこちらの記事でご覧ください。
落ちなくてよかった
2021.10.30~31
前回の日誌 に載せた我が家初の垂蛹型前蛹が、蛹になっていました。
とげとげがそのまま残るんですね。
落ちなくてよかった。
脱け殻。
毛玉のようだ。
外の鉢植えにいた4齢幼虫2匹。1匹は死亡、1匹は行方不明。
見ると、いつも土に埋もれていて、葉っぱを食べた形跡がありませんでした。
ツマグロヒョウモンは幼虫で越冬するので、生命力が強いと思っていましたが、そうでもないのか。
ケースの中の5齢幼虫3匹は元気。
おしり。
尾脚がかわいい。
入念な補強
2021.10.31
蛹になる葉っぱを決めたアオスジアゲハ。
入念な補強。
10倍速。
枝分かれしている茎のほうまで糸を吐いています。
大変だね。
ビン刺しであることを知っているのか。
アオスジアゲハの落下防止対策をご存じない方は、こちらの記事をご覧ください。
まだしばらく続く
2021.10.31
10月末。
まだ幼虫は結構います。
アオスジアゲハ約20匹。先週初めに大量入荷した幼虫たち。( 今年の日誌33稿 )
採取時は全員2~3齢幼虫でしたが、おそらく越冬するでしょう。
あとはナミアゲハとクロアゲハが1匹ずつ。
両方ともガットパージ間近。
寂しいな。
日誌を見てみたら、昨年の飼育終了は11月下旬。
今年も同じくらいの時期になりそうです。
2021/11/2
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