アゲハ飼育日誌2021年第41稿:
■寄生虫ヤドリバエ3匹孵化
■ツマグロヒョウモン残り2頭羽化
■アゲハヒメバチの産卵こわい
■「昆虫天国」で僧侶が法要
3匹孵化
2021.11.24~
いったい何匹出てくるのか。

黒い染みが3つ。裏側にもあったような。
少なくとも3匹は出てくると思っていたら、

3匹出てきました。

またか。
嫌われ者。
何度見てもかわいいと思えないのは寄生虫ゆえか。
放っておいたら、ずっとうごめいていました。

ようやく蛹の形になったのは、出てきてから8~9時間後。
これまでは3時間前後で色まで着いていたけれど。
なんで?
気温が低いから?

どうでもええ。
全頭羽化
2021.11.25~26
ツマグロヒョウモン残りの2頭が羽化。


予想に反して両方とも雌。
蛹を見て、雄と雌だと思っていました。

鋲状の突起が左は銀色なので雄、右は金色なので雌だと。
この雌雄判別は当てにならないことがわかりました。
成虫の雄雌は翅の模様で一目瞭然。


雌は前翅の外側半分が白黒模様。
毒を持つカバマダラ(タテハチョウ科)の雌に擬態しているとか。

ふーん。
これで4匹全員無事に羽化。
♂♂♀♀
交尾対策をしなければなりません。

また飼育ネットに隔離だね。
一昨年の光景が目に浮かびます。
2019年12月1日( 飼育日誌1958 )
アゲハヒメバチ
うちで遭遇したアゲハチョウの寄生虫は今のところヤドリバエ、タマゴコバチ、ギンケハラボソコマユバチの3種のみ。
ヒメバチ類は未遂に終わりました。

ヒメバチ類の寄生と思われた蛹( 飼育日誌2129 )
有名なアゲハヒメバチの寄生は、こちらで見ることができました。
尾崎さん(JT生命誌研究館)のコメントにあるとおり、貴重な映像です。

見たくない。
アゲハ愛好家には悲しい映像ですが、これは自然界で普通に行われていること。
見ていないだけ。
昆虫葬
犬や猫ならまだしも、昆虫の葬儀があったとは。
「昆虫葬」が静かなブーム 都心のマンション住民増加も一因に(毎日新聞)- Yahoo!ニューズ
「昆虫天国」の前で僧侶が法要。
「カブトムシが死んで娘も悲しんでいたが、死骸も丁寧に扱ってくれたので、安心した様子だった」と語るお父さん。
それにしても1匹3,300円、郵送なら4,950円は高過ぎないか。
そう言えば私も子供の頃、死んだカブトムシを土に埋めて、線香をあげたような気がします。
おまけ
口吻がまとまらない。
2021/11/30
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