アゲハチョウの幼虫が消えましたか？ もしかしたら、近くにいる幼虫に食べられてしまったのかもしれません。
ご存じでしたか？ アゲハチョウの幼虫で共食いをするのは、ジャコウアゲハだけではありません。この記事にその実例を載せます。
共食いの回避策は簡単。悲劇を招かないための参考になさってください。
アゲハチョウの幼虫も共食い
イモムシ愛好会（ツイッターのコミュニティ）でこんな話がありました。
なんと、ナミアゲハの4齢幼虫が2齢幼虫を捕食‼
アゲハチョウの幼虫で共食いするのはジャコウアゲハだけ、と思っていたので驚きました。
以下はもりぞうさんから届いたDMの要旨。
画像も送ってくださいました。
共食いした4齢幼虫。
食べられた2齢幼虫の残骸（頭部と胸部）。
こわい。
リプを見てみたら、なんと、同様の経験談が２つ。ナミアゲハとクロアゲハの。
知見に欠けていました。
我が家では、ナミアゲハの幼虫が葉っぱと一緒に卵を食べてしまったことはありましたが、幼虫が幼虫を食べたことはありません。
共食いはネットでも散見
ということで、「アゲハチョウ 幼虫 共食い」で検索してみました。
すると、ジャコウアゲハ以外でも共食いの実例が散見。中には、キアゲハの幼虫が前蛹を食べた、幼虫が幼虫をかじった、という話がありました。
これ。
そんなことがあるんですね。
幸い、うちにたくさんいるアオスジアゲハの共食いは、今のところ生じていません。
これも4齢幼虫と2齢幼虫。
アオスジアゲハの幼虫はなぜか同じ葉っぱに集まります。きっと大丈夫でしょう。
どうかな。
体格差のある幼虫同居は危険
今回の例から学べることは、体格差のある幼虫は同じ空間で育てないほうがいいということ。
アゲハチョウの幼虫共食いは、ジャコウアゲハに限ってのことではありません。滅多にないこととはいえ、注意したいと思います。
気をつけます。
幼虫に関する総括的な情報はこちらの記事でご覧ください。
2022/8/21,2023/3/15
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