アゲハ飼育日誌2022年第19稿:
■今年の短日処理が始まりました
■まさかの逆子‼ナミアゲハお尻から孵化
■超希少種ナガサキアゲハ1齢幼虫採取
■寄生サバイバーまだ生きる
短日処理始まる
2022.9.2
来春に向けて短日処理が始まりました。東京の日長が13時間30分を下回ったのは8月17日なので、早くはありません。
短日処理を始める時期に関しては、昨年の日誌23稿 をご覧ください。
まずはナミアゲハの1齢幼虫5匹から。
今年の越冬蛹は84匹、羽化したのは76匹でした。
来年は何匹越冬羽化させることができるか。
ほどほどにしたい。
越冬させる方法はこちらの記事でご覧ください。
まさかの逆子
2022.9.3
奇妙なナミアゲハの卵。
これは何?
待ち針で押さえて見ると、
どうもお尻が殻から出ているようです。
何でそんな事態になるのか。普通は卵の殻を食い破って、そのまま出てくるのに。理解に苦しみます。
まさかの逆子。お尻から孵化。こんなのは初めて見ました。
頭が引っかかってなかなか出られないので、かみさんが爪楊枝につかまらせて引っぱり出しました。
すでに黒ずんでいるので、中でしばらくもがいていたのでしょう。
このあと葉っぱを食べたので、ひとまず安心したのも束の間。事故でつぶれてしまいました。
逆子サバイバーとして育てかったのに。残念でなりません。(泣)
ナガサキアゲハ採取
2022.9.5~8
数匹連れてきた幼虫の中に、毛色の違うのが1匹。
図鑑を見てみると、どうもナガサキアゲハのようです。船堀界隈では超希少種。我が家での飼育は通算3匹目。1齢幼虫から育てるのは初めて。
3日後。いつの間にか2齢になっていました。卵からではないのが残念ですが、追跡記事を書こうと思います。
ただ時期的に、越冬させなければなりません。記事の作成は来年春までお預けです。
嬉しいけど、残念。
まだ生きる
2022.9.9
8月5日に産まれた寄生サバイバー。( 今年の日誌12稿 )
羽化して36日目。すこぶる元気です。
吸蜜はほぼ毎日。前脚が途中から切れているので、すぐ前につんのめってしまいます。
クロアゲハとツーショット。飛び立つ蝶たちを何匹見送ってきたことか。
我が家初の寄生サバイバーはまだ生きます。
おまけ
定位置。
何度動かしてもここに戻ってくる。
4齢>5齢。倍はありますね。
2022/9/9,2023/9/3
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