アゲハ飼育日誌 2019年第4稿:
梅雨入り間近。
我が家のアゲハたちはすくすく育ち、そろそろ今季初の羽化を見られそうです。
仮面ライダー
2019.6.1
アゲハチョウの幼虫は脱皮する度に、お面を落とします。
お面、すなわち頭部の脱け殻。
これです。
見事にこの向きで着地していました。
仮面ライダーのマスク。
私の年代ですと、2代目(?)藤岡弘。「トオーーー」。
かみさんはこれを全部捨てずに取っています。
先週インスタグラムに、お面がくっついたままの幼虫が葉っぱに顔をこすりつけて、必死に取ろうとしている動画がアップされていました。
お面が付いているとカッコいいですけど、餓死しますから。
葉っぱの変色
2019.6.1
我が家最大のクスノキ(アオスジマンション)に変な葉っぱが出始めて、その上に陣取るアオスジアゲハの幼虫はくっきり目立っています。
かみさんが言うには、この葉っぱの変色は普通とのこと。(うちのクスノキは発芽2年目です)
それにしても、これが自然界であれば、すぐ鳥に見つかってしまうのではないでしょうか。
ここで蛹化したら、どんな擬態になるんだろうと思っていたら、まともな葉っぱに移動してしまいました。
残念。
こんな葉っぱでも食べるんですね。
但し、
このとおり、変な色のところは残します。
チョコミント
2019.6.2
ナミアゲハの4齢幼虫は脱皮が近づくと、白い部分が緑がかってきて、チョコミントのようになります。
これが脱皮すると、
こうなります。
脱皮して、おそらく3時間前後の終齢幼虫。
2cmちょっと。まだ鮮やかな緑色にはなっていませんが、完成形。
うちではこれを”ミニチュア”と呼んでいます。
アオスジ3兄弟
2019.6.2
かみさんが取ってきたアオスジアゲハの卵3つは5月27日に孵化し、
現在はこうなっています。
右端の幼虫を見るとわかりますが、アオスジアゲハの幼虫はうしろのほうから徐々に緑色に変わります。
孵化の時間差がわかりますね。
すでに、独特のしゃもじ型になりつつあります。
巨大青虫
2019.6.3
現在唯一のクロアゲハの幼虫は、巨大青虫になりました。
6.8cm。
心なしか細いような気もしますが、長さは十分です。
クロアゲハの幼虫はぷにぷにで触り心地がよく、ナミアゲハと比べると温厚な性格。自然界では違うと思いますが、よほど強く掴まなければ、角を出すことはありません。
葉っぱを食べている時に触りまくっても、お構いなしに食べ続けます。
このとおり。
一心不乱。
船堀界隈ではナミアゲハ、アオスジアゲハに比べると、クロアゲハは希少種ですが、そのうちかみさんがまた見つけてくるでしょう。
アゲハの季節はまだ始まったばかりです。
2019/6/4
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