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【発見】アゲハチョウの幼虫が動かない5つの理由 夜行性ではない

アゲハチョウの幼虫が動かないですか? 何の問題もなさそうなのに何でだろう、と疑問に思われているかもしれません。もしかして夜行性? いえいえ。アゲハチョウの幼虫は昼夜を問わず動いて食べ続けます。夜行性ではありません。

動かない理由がわからないと不安ですよね。我が家では毎年幼虫をたくさん育てていて、理由は5つあることがわかりました。

アゲハチョウの幼虫が動かない理由は、これから取り上げる現象のいずれかであると考えて、まず間違いありません。理由がわかれば不安を取り除けるでしょう。

アゲハチョウの幼虫が動かない理由

ここで述べることは、アゲハチョウの種類を問いません。

脱皮する前の準備

頻度からして一番ありがちな理由は2つ。1つは脱皮が近いこと

アゲハチョウの幼虫は蛹になる時を除いて、通常4回脱皮します。1齢から2齢、2齢から3齢、3齢から4齢、4齢から5齢幼虫になる時。稀に6齢まで行く幼虫がいますが、滅多にいません。

幼虫は脱皮する時になると餌を食べなくなり、

このように額をべったり葉っぱにくっつけて動かなくなります。

その間(1~2日)は新しい体を準備していますので、触ってはいけません

糸を張り巡らした葉っぱから落ちてしまうと、脱皮する時に体が固定されていないため、脱皮できなくなるからです。

落ちてしまった場合の救済策はこちらの記事でご覧ください。

脱皮したあとの休憩

頻度からして一番ありがちな理由、もう1つは脱皮のあとの休憩

幼虫は脱皮終了後10分ぐらい経つと、脱け殻を食べ始めます。

脱け殻を食べ終わると、しばらく動かなくなります。

脱皮で体力を消耗したのと、脱け殻を消化するためでしょう。

蛹になる前の準備

次に考えられる理由は蛹化が近いこと

通常、終齢幼虫は1週間前後で前蛹になりますが、その前兆、つまりガットパージ(幼虫最後の排泄)の前に、

このように垂直に近い状態で動かなくなる時間帯があります。

その後、おしりを横に出して水様便をし、ワンダリング(蛹化の場所決め)を始めます。

ガットパージとワンダリングに関しては、こちらの記事をご覧ください。

寄生されている

4つ目の理由は寄生。これは滅多にないことです。

なぜかと言うと、ほとんどの場合、アゲハチョウの幼虫は寄生されていても、蛹になるまでは普通に成長するからです。幼虫が寄生されることは日常茶飯事ですが、寄生虫の影響で動けなくなることは滅多にありません。

それでも、ごく稀にこういうことがあります。

もがくナミアゲハの3齢幼虫から、寄生バチの幼虫が出てきました。( 飼育日誌2039

多くの寄生虫は宿主が蛹になってから外に出てきますが、このように幼虫の段階で出てくる寄生虫もいます。

こういう場合、アゲハチョウの幼虫は葉っぱから落ちたり、

このように食草から離れて、不自然な場所にいたりします。

外見は問題なさそうに見えますが、ほとんど動きません。

病気で弱っている

最後、5つ目の理由は病気。これも滅多にないことです。

アゲハチョウの幼虫は病気に罹っていれば、ほとんどの場合葉っぱから落ちて死ぬからです。それでもごく稀に、健康そうに見えて、実は病気に罹っていて動かないというケースがあります。

最近うちでそういうことがありました。詳細はこちらの記事でご覧ください。

まとめ

以上、アゲハチョウの幼虫が動かない理由を5つ挙げました。お役に立てば幸いです。

ほとんどのケースは1~3番目ですが、あとの2つも覚えておきましょう。滅多にないこととはいえ、あり得ます。前述のとおり、うちでもありました。

卵や幼虫は採取した時点で寄生されていたり、外で調達した食草に病原体や寄生虫の卵が付いていたりすることは珍しくありません。

アゲハチョウの幼虫に関する総括的な情報は、こちらの記事でご覧ください。

2020/8/13,2023/1/26

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