アゲハ飼育日誌2021年第22稿:
今日で5日連続羽化なし。(今年は記録を付けています)。
ベランダ組を除き、今いる幼虫はすべて短日処理中。
今年羽化する予定の蛹はあと6匹ほど。
寂しくなりました。
ベランダ組青虫化
2021.9.10
前々回の日誌 に載せたベランダ産卵。
卵8個のうち、孵化したのは6個でした。
シソの葉で産まれた幼虫は成り行きで室内にいますが、あとの5匹はベランダに居残り。
全員青虫になりました。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2021/09/fm034901.jpg)
どこにいるか、わかりますか?
正解は こちら
結局、ネットが張ってあるので大丈夫ではないか、ということで、こうなるまでベランダ飼育に。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2022/10/fm000012-e1665040377662.jpg)
無責任。
それでも脱走がこわいので、近々部屋に入れます。
ガットパージ間近
2021.9.10
ガットパージが近いナミアゲハの幼虫はこうなります。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2021/09/fm034902.jpg)
胸部にしわが寄り、節が目立つようになり、色が抜けたような感じ。
ナミアゲハ終齢幼虫の表皮はカサカサですが、ガットパージの後はぷにぷにに柔らかくなります。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2022/09/fm000017-e1664959220936.jpg)
ぼくはいつもぷにぷに。
受難続く
2021.9.11
アオスジアゲハ幼虫の受難は続いています。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2021/09/fm034903.jpg)
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2021/09/fm034904.jpg)
病死でしょう。
トマトケチャップ色の吐しゃ物。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2021/09/fm034905.jpg)
これも。
糞も赤黒くなっています。
今年はいろいろな亡き骸を見てきました。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2021/03/fm000013.jpg)
悲しい。
お詫びと訂正
2021.9.11
過去の記事を読んでいて、越冬に関わる言葉が間違っていることに気づきました。
これまで当サイトでは、「アゲハチョウは若齢幼虫時の日照時間が13時間30分を下回ると越冬する」と書いてきましたが、日照時間ではなく、日長の間違えでした。
日照時間: 直射日光が地表を照らした時間
謹んでお詫びし、訂正させていただきます。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/06/fm024602.png)
すみません。
昆虫関係の専門的な資料には、日照時間を日長と同じ意味で使っているものもありますが、当サイトでは上記のとおり、辞書の定義に合わせます。
すでに過去の記事はすべて訂正しました。
尚、上記の通説(13時間30分云々)は自然界での話。人工光がある室内で飼育するアゲハチョウには当てはまりません。
アゲハチョウの越冬に関しては、こちらの記事をご覧ください。
2021/9/13
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