アゲハ飼育日誌2019年第14稿:
アゲハの飼育の魅力は、個体の成長過程における変化や、幼虫のユニークな習性を見て楽しむことだけではありません。
例えば、こんな楽しみ方もあります。
脱け殻ゴレンジャー
2019.6.17
かみさんがこんな写真を撮っていました。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016411-e1600509187141.jpg)
アゲハが蛹化した時の脱け殻。脱け殻ゴレンジャー。
真ん中は 前回の日誌 で書いた、”ガングロ前蛹”の脱け殻。1つだけ顔がほんのり黒いのでわかります。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016412.jpg)
これは別の脱け殻。身をよじっているように見えなくもありません。
おしりの突起から、アオスジアゲハの脱け殻であることがわかりますね。
フナムシ似
2019.6.18
アオスジアゲハの幼虫。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016413.jpg)
これは海のゴキブリと言われるフナムシに似ています。背中の曲線。おしりの突起。てかり…。たまたまこう写っただけで、アオスジアゲハの幼虫とフナムシは全く似ていません。
それはさておき、ゴキブリやフナムシはなぜ嫌がられるのか。
動きが速いからではないか。アオスジアゲハの幼虫も、あのようにシャカシャカ素早く動いたらどうですか? それでもかわいいと思うでしょうか。
逆にゴキブリやフナムシが、アオスジアゲハの幼虫のようにのそのそ歩いていたら、かわいいと思うでしょうか。
![ゴキブリのイラスト](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2019/06/fm016405.png)
![フナムシのイラスト](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2019/06/fm016404.png)
家に出てくるゴキブリを捕まえては、ホワイトペンで背番号を書いて逃がしている、という人の話を聞いたことがあります。
私は若い頃カナブンを捕まえて、ホワイトペンでまっ白に塗り、背中に赤ペンで「かなぶん」と書いて逃がしたことがあります。
見つけた人は驚いたに違いありません。
蛹ポケット
2019.6.18
エッグスタンドの蛹ポケットに入っているナミアゲハが、間もなく羽化しそうです。
![蛹ポケットに入ったアゲハチョウ蛹](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016414.jpg)
![アゲハチョウ蛹](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016415.jpg)
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2019/06/fm016408.jpg)
人工的な空間で蛹化した蛹は、飼い主の不注意で糸が切れてしまうことがあります。そういう時はこのような蛹ポケットに移動。背中の突起に合わせた切り込みに、かみさんのアゲハ愛が表れています。
蛹ポケットを含む羽化用キットは簡単に作れます。関心のある方はこちらの記事の後半をご覧ください。
あとがき
ブログの記事はこれで9日続けての投稿になります。当ブログ始まって以来の連続投稿。アドセンス申請前でもこんなには続きませんでした。
と言っても、アゲハ関連の記事ばかり。こんなことでいいのかと思いつつ。
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016417.jpg)
![](https://ageha.funabori.xyz/wp-content/uploads/2020/09/fm016417.jpg)
アオスジマンション9頭目。残りあと1頭。
2019/6/19,2022/2/1
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