アゲハ飼育日誌2019年第26稿:
ひと頃のピークを過ぎて、我が家のアゲハたちはだいぶ数が減ってきました。
部屋がすっきりしていいのですが、幼虫が葉っぱをかじる音があまり聞こえなくなり、寂しくも感じます。
甘やかしすぎ?
2019.7.5
ちびっこ幼虫でも硬い葉っぱを食べます。
ナミアゲハの2齢幼虫。
アゲハチョウは若葉だけに卵を産みつけるわけではありません。このような硬い葉っぱに産むこともあります。かみさんはそれを見て気の毒に思い、葉っぱごと持って帰ってきました。
自然界ではこのようにたくましく育っていくんですね。
我が家では甘やかしすぎか。
4匹救出
2019.7.6
近所のラーメン屋の前にある柑橘類の木は、枝が伸びてくるとすぐに切り落とされてしまうのですが、アゲハチョウがよくそこに卵を産んでいきます。
最近またばっさり枝打ちされていて、かみさんは嘆いていました。
これはそうなることを見越して、採ってきていた幼虫たち。
ナミアゲハの2齢幼虫1匹と1齢幼虫3匹。救出された4つの命。採ってきた時は幼虫1匹と卵4個でしたが、1個の卵は孵化しませんでした。
自然界でアゲハが羽化する確率は1~2%ということですが、街中での確率はもっと低いでしょう。
2頭羽化
2019.7.6~7
アオスジアゲハとナミアゲハが同じ日の朝に羽化しました。
アオスジアゲハはクスノキの鉢植えで。ナミアゲハはエッグスタンドで。
この日は雨で仲良くお泊り。
翌日。七夕。
飛び立つ前、アオスジアゲハとナミアゲハはだいたいこうなります。アオスジアゲハは一度落ち着くとずっと動かず、ナミアゲハ落ち着きがありません。
枯れ葉移動
2019.7.4~9
アオスジアゲハの蛹が付いている枯れ葉を、エッグスタンドにくくりつけました。
羽化した蝶が翅を十分伸ばせるようにするためです。
5日後、羽化。
勝手に切り枝で育てた責任を果たせてよかった。
2019/7/12,2022/2/4
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