アゲハ飼育日誌2021年第24稿:
昨日に続く秋晴れ。東京で2日続けて晴天は今月初めて。
今年羽化する予定の蛹は、残り2匹になりました。
ワンダリング3様
ワンダリング3連発。(ワンダリングとは、幼虫が蛹になる場所を探してさまようこと)
脱走現場
2021.9.15
脱走現場を押さえました。
一目散ですね。(これは3倍速)
ビン刺しで育てていれば、よくあること。
見つけてもらってよかったね。
ワンダリングの時はとにかく急いでいて、指を出せばすぐに乗ってきます。臭角も出しません。表皮は柔らかくなり、カサカサからプニプニに変わります。
たまたま睾丸
2021.9.15
ほとんどのアゲハはガットパージの後にワンダリングですが、アオスジアゲハは逆。通常、ワンダリングの時には少しだけですが、まだ排泄物が残っています。
ところが、この時は珍しく残っている排泄物が多く、睾丸がくっきりわかりました。
たまたま見えたタマタマ。
それって、おもしろいの?
下痢まみれ
2021.9.16~17
ガットパージが近そうな幼虫は、ダンボール箱に入れておきます。
すると、クロアゲハの幼虫は
このようにビン刺しを離れて、壁に張り付きます。垂直になりたいんですね。
で、これは下痢便を引きずってワンダリング。
かみさんが引っ張り上げて、アクリルケースに入れると、枝で位置決め。
枝でよかった。
壁だと蛹ポケットに移さなければなりませんが、枝ならそのまま動かせます。
翌日蛹化。
果たして、これは越冬蛹か。
クロアゲハにもナミアゲハのような越冬蛹の特徴があるのか。ご存じの方は教えてください。
「無農薬」過信は禁物
2021.9.18
過信は禁物。何が?
無農薬野菜です。
レモンさんの話によると、メルカリで購入した「無農薬野菜」を食べさせたら、こうなったということ。蛹化途中で次々に死んでいるとのことなので、脱皮阻害剤で間違いないでしょう。
こわい。
もちろん、リプにもあるとおり、すべての「無農薬野菜」が危険というわけではありません。
我が家でも通販で無農薬栽培のブロッコリー(葉っぱ)を購入しましたが、モンシロチョウとコナガの幼虫がついていて、数匹無事に羽化しました。
メルカリなどで買う時は「幼虫の餌にしても大丈夫か」と、確認したほうがいいですね。
ちらほら蛹化
短日処理をした幼虫が、ちらほら蛹になり始めています。
昨年はパーフェクト、全部越冬しましたが、今年はどうか。今のところ、越冬蛹特有の模様になった蛹はいません。
2021/9/20,2023/2/18
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