アゲハ飼育日誌2019年第6稿:
梅雨入り。
江戸川区の今日の最高気温は20度。少し肌寒い日ですが、アゲハたちは元気です。
巨大青虫消失
2019.6.4~6
唯一のクロアゲハが蛹化。巨大青虫がいなくなって、寂しくなりました。
クロアゲハは蛹も巨大。
ナミアゲハの蛹と並べてみると、
このとおり。左がナミアゲハ、右がクロアゲハ。
形は違いますが、擬態の色と模様はそっくりです。
靴箱の上で羽化
2019.6.6
今季2頭目のナミアゲハが羽化しました。
蛹が付いている枝を靴箱の上に立てかけておいたのですが、朝起きてみると、
立派な蝶がとまっていました。これは今季最初に孵化した2匹のうちの1頭。
前回の日誌 に書いたとおり、先1頭の羽化は6月4日だったので、2日遅れ。同じ環境で育ったのに結構差がつきました。
ここで飛び立つと翅を痛めそうなので、このまま窓際に移動。
アオスジアゲハに比べると地味ですが、それでも奇麗ですね。
このあとしばらく休んでから、元気に飛び立っていきました。
ひとまずお役御免
2019.6.6
我が家最大のクスノキにいたアオスジアゲハの幼虫10匹はすべて蛹化。
アオスジアゲハの蛹は擬態がうまく、なかなか見つからないので、蛹が付いている葉っぱには付箋が貼ってあります。
ここで10匹蛹になったと言っても、すべて終齢幼虫になってからここに移したので、あまり大きなダメージは受けていません。
幼虫を移す前と比べると、
このとおり。(左が幼虫を移す前)。上のほうの葉っぱがたくさん食べられています。やっぱり若葉を好むんですね。
アオスジアゲハの幼虫はナミアゲハやクロアゲハと違って、脱走する心配はほとんどないので楽です。
排泄前の兆候
2019.6.7
蛹化が近いナミアゲハの幼虫は食べるのをやめ、
こういう状態で止まることがよくあります。
この状態から、ひょいとおしりを横に出したら、排泄間近。詳しくは 今年の日誌第2稿 をご覧ください。動画もあります。
この時は寝る前だったので、最近買ってきた虫かごに閉じ込めました。
これで徘徊後、行方不明になる心配はありません。糸掛けをしやすいように、枝と割り箸も入れてあります。
あとがき
最近かみさんが、アゲハが残した山椒の葉をスムージーに入れるので困っています。私は山椒の臭いが嫌いで、許せるのはうなぎにかける時だけなので。
かみさんは「アゲちゃんと一緒」と言って喜んでいます。
さんしょの葉 アゲハが残して とばっちり
2019/6/9,2022/2/1
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