アゲハ飼育日誌2019年第48稿:
東京は最高気温が20度を下回る日が続き、アゲハ飼育での関心は羽化から越冬に変わりました。
と言いつつ、本稿は羽化の話から。
久しぶりの健康体
2019.10.14
ようやくアオスジアゲハがまともに羽化しました。
久しぶりの健康体。
写真の履歴を辿ってみると、前回のまともな羽化は7月31日。2か月半ぶりです。
これは玄関の靴箱の上に置いてあった蛹から出てきたのですが、全くのノーマーク。突然天井のLEDの周りをパタパタ飛び始めたので驚きました。
これで呪縛が解ければよいのですが。
飛び立つ前にベランダでひと休み。
越冬の準備
2019.10.15
今の目標は蛹をたくさん越冬させること。
アオスジアゲハ
アオスジアゲハの幼虫はベランダのクスノキに移しました。
右の2匹は終齢幼虫の時点で採取してきたので、越冬するのではないかと期待しています。左の1匹は若齢時から室内で育ったので、羽化してしまうでしょう。
ここには映っていませんが、ほかに卵1個と2齢か3齢幼虫が1匹います。
鉢植えには鳥よけのネットをかけてあるので、あとは寄生されないことを願うのみ。
寄生バエや寄生バチは4階まで上がってくるのか。
ナミアゲハ
ナミアゲハの幼虫は7匹。
全部を養えるほどの鉢植えはないので、今はこうなっています。
この中に柑橘類のビン刺しが数本。
最初はこれをベランダに置いていましたが、陽当たりが良くて葉っぱがしおれてしまうので、今は外廊下に置いています。
青虫は1匹だけで、あとは鳥の糞。気温が下がってからは葉っぱを食べる量が減り、脱皮の間隔が長くなりました。
表裏二体。
第4の寄生虫?
2019.10.17
これは何なのか。
ナミアゲハの蛹と枝をしっかりつなぐ糸というか、接着剤のようなもの。
いつの間にかくっついていました。
ヤドリバエ、タマゴコバチ、同定できない寄生蜂に次ぐ、第4の寄生虫?
この枝を入れていたダンボール箱には何もいません。すでに脱出したのか。
それとも、蛹の中にいるのか。
こうして暗い場所でライトを当ててみてもわかりません。
気持ち悪いので、この蛹は隔離して様子を見ています。おそらく死んでいるでしょう。
何が起きているのか、わかる方は是非コメントをください。
2019/10/18,2022/2/6
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