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アゲハ飼育日誌2304 越冬羽化続く 生息地で放蝶 イモ活始動

■アゲハチョウ越冬蛹の羽化続く

■ジャコウアゲハ生息地で放蝶

■今年初の幼虫採取でイモ活開始

■ダイソーの洗濯物かご購入

越冬蛹の羽化続く

2023.4.12~

越冬蛹の羽化が続いています。

今年2頭目はナミアゲハ。

3頭目もナミアゲハ。春型はモフモフです。

4頭目はジャコウアゲハ。

これはかみさんが冬に救済した1匹。( 今年の日誌1稿

連れてきた甲斐があった。

春型のメスは地味ですね。

一緒に救済した蛹もう1匹は、一見羽化間近のように見えますが、

1週間経ってもこのまま。たぶん死んでいるでしょう。

このあと、ナミアゲハが4頭羽化して、越冬羽化は現時点で8頭。残り16頭です。

生息地で放蝶

2023.4.14

うちの周辺にはジャコウアゲハの生息地(食草となるウマノスズクサが生えている土地)が無いため、羽化した蝶は蛹を採取した場所まで連れて行ってから、放蝶しなければなりません。

暴れて翅を傷めないように、トレーシングペーパーに包んで搬送。去年もこうしました。( 昨年の日誌6稿

バイクで5分程走って到着。

風が強かったからでしょう。なかなか離れないので、無理やりツツジの花にとまらせましたが、このあと元気に飛んでいきました。

私が知っている唯一のジャコウアゲハ生息地。去年と打って変わって、今年はジャコウアゲハの蝶も蛹も見当たらず。ウマノスズクサ(雑草扱い)も刈り取られていました。

今年で絶滅するかもしれません。

イモ活始動

2023.4.17~

今年の幼虫初採取。イモ活開始です。

ナミアゲハの1齢幼虫。孵化して1~2日でしょう。

幼虫を見つけるコツは葉っぱの食痕を探すこと。

幼虫はこんな感じの、かじった跡がある葉っぱの近くにいることが多いよ。

私はなかなか見つけられません。

ダイソーの洗濯物かご

2023.4.18

ぷひさんに教えていただいたダイソーの洗濯物かごを購入しました。

100円。これは安上がり。

上部開口部は不織布をかけてふさぎます。

これからナミアゲハ不全体の生活空間はここ。

活動範囲は狭くなりますが、翅の損傷は減るでしょう。

蝶は上のほうに行って眠るので、夜はこんな感じでダンボールをかぶせておけばOK。いちいち暗幕でくるまなくて大丈夫です。

2023/4/20,7/3

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