アゲハ飼育日誌2020年第11稿:
大方の予想どおり、新型コロナウィルス禍による自粛要請期間は延長。全国一律今月末までとなりました。
アゲハの卵幼虫採取は不要不急の外出でしょうから、控えなければなりません。
本格的なアゲハシーズンの到来を前にして、アゲハ愛好家にとってはつらいところ。
本稿も悲しい話題から。
硬直と収縮
2020.4.21
一時保護のつもりで家飼いしていたアオスジアゲハとジャコウアゲハは、翅がだいぶ痛んできましたし、まだ外でアゲハチョウを見かけませんので、放蝶するのはやめました。
と決めたところ、最後のジャコウアゲハがあっさり死んでしまいました。
死ぬ前の硬直と交尾器の収縮。以前に書いたナミアゲハと同じです。
羽化したのは4月7日なので、ちょうど2週間の短命でした。
残念。
居残り1匹
2020.4.25~5.2
居残りアオスジアゲハはまだまだ元気です。
これは残っている前脚1本で顔をこすっているところ。
家で放し飼いにしていると、カーテンやじゅうたんに引っかかって、脚が取れてしまうことがよくあります。
申し訳ない。
卵発見。
もちろん無精卵です。雌だったんですね。
ポンピング。
ご存じですか? 詳しくは 昨年の日誌61稿 をご覧ください。
暖かい日は網戸に張り付いて、外に出たそうです。
あまりに出たそうに飛び回るので、かみさんは出すべきか出さないべきか逡巡していましたが、もうまともに飛べないので出しませんでした。
気の毒ですが、正解だと思います。
越冬蛹羽化
2020.4.30
ベランダのアオスジアゲハ越冬蛹が、にわかに羽化モードに入りました。
7時31分。前日は全く気配がなかったそうです。
油断できません。
8時23分。蛹ポケットに移動。
9時20分頃、羽化。いつのまにか出ていました。
居残り蝶と比べると、大きさがだいぶ違います。翅の色はよくありません。
昼過ぎ、元気に飛び立っていきました。
ちびっこはまた居残り。
第2巻出版
2020.5.3
「アゲハ飼育日誌第2巻」Kindle版を出版しました。
Kindle本の出版は当ブログの記事に手を加えて、体裁を整えるだけなので、たいした作業ではないのですが、時間はそこそこかかります。
几帳面な性格が災いして、どうでもいい細かいところにこだわってしまうからです。
昔から損な性格と思っています。
表紙用に選んだ画像はダウンサイズ版しか残っておらず、こんな形になりました。
背景をつけてみたらカッコがつき、かえってよかったのではないかと思っています。表紙はフリーソフト canva で作っています。
当ブログのアゲハ飼育日誌が続く限り、Kindle本の出版も続けるつもりです。
これまでもそうでしたが、販売後2,3日は価格を0円にしますので、その時にご購入ください。
2020/5/7
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