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アゲハ飼育日誌2112 新卵採取 クロアゲハ春型 蛹炭化

アゲハ飼育日誌2021年第12稿:

九州から東海地方までは先週梅雨入り。平年より3週間前後早いとのこと。

東京も1週間以上曇天、雨が続いているので、もう梅雨入りしているのかもしれません。

5月半ばから梅雨入りなんて。

ひどいです。

新卵採取

ナミアゲハだけだった夏型飼育に、新たな仲間が加わりました。

クロアゲハ

2021.5.8~10

まずは、クロアゲハ。

何だか賑やかなので、「もしかして新顔のアゲハ?」と思いましたが。

調べてみたら、オレンジ色のこの手の卵はクロアゲハしかありません。

そのとおり、

2日後に見慣れた幼虫が孵化。

久しぶり。

アオスジアゲハ

2021.5.8~12

あとは、アオスジアゲハ。

卵3つ。

この時点ではまだわかりませんでしたが、4日後、2つは寄生されていることが判明。

既視感。

おそらく、またタマゴコバチでしょう。

1つは無事に孵化しました。

ずんぐりしゃもじ型の前段階。

楽しみ。

クロアゲハ春型

2021.5.8~14

クロアゲハの越冬羽化が4頭続きました。

それがすべて寝ている間に。つまり、夜中か早朝。

クロアゲハに限らず、春型は夏型と比べると、その時間帯に羽化することが多いように感じます。

今年はまじめに羽化の時間を記録しているので、そのうち報告します。

ということで、羽化の動画は撮れませんでした。

赤斑が多い

春型は夏型より赤斑が多くなります。

おしりが見えないのではっきりしませんが、これだけ赤斑が多ければ、雌で間違いないでしょう。

黒と赤のコントラストが綺麗ですね。

夏型だけかもしれませんが、これに青い鱗粉が交じる時もあります。( 昨年の日誌42稿

雄の後翅

今回発見したことがありました。

動画のスクリーンショットなので不鮮明ですが、後翅の上部に白い帯状の模様があります。

最初これに気づいた時は、「クロアゲハではないのではないか」と心ときめきましたが、クロアゲハでした。

調べてみたところ、春型も夏型も、雄にはこういう模様があるんですね。

後翅の上部は一番見えにくい所なので、気づきませんでした。

今さら。

蛹炭化

寄生されているわけではないけれど羽化しない越冬蛹。

1つありました。

クロアゲハ。乾燥してスカスカ。

5年前、我が家で初めて蛹化したアゲハがこうなりました。

それ以来かもしれません。

蛹の炭化。

2021/5/20

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コメント

  1. 太田由美 より:

    家の中で虫籠から逃げたナミアゲハと思われるサナギが箱の中から見つかりました。これは孵化するのでしょうか?

    • たむら船堀 たむら船堀 より:

      孵化ではなく羽化ですね。画像を見てみないとわかりません。こちらの記事 を参考になさってください。判断が難しい場合はツイッターやインスタグラムのDMで画像を送っていただけるでしょうか。申し訳ありません。近々コメントに画像を添付できるようにしたいと思います。