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アゲハ飼育日誌2030 全身全霊でかじる 餌皿でおしっこ

アゲハ飼育日誌2020年第30稿:

いま目の前で、アオスジアゲハの幼虫がワンダリング(蛹化の場所決め)をしています。

かみさんが出かけている間、脱走しないように見張っていなければなりません。

ワンダリングはすぐに決まる時もありますが、ずっとさまよっている時もあります。

今回はなかなか決まらず、かれこれ1時間以上うろうろ。

いい角度の葉っぱが揃っている枝に乗せても、すぐに降りてしまうので、どうも葉っぱの角度だけの問題ではないようです。

集中できないから、早く決めてくれ。

全身全霊

2020.6.30

アゲハチョウは食草の柔らかい葉っぱに好んで産卵しますが、硬い葉っぱに産むこともあります。

産まれたばかりの幼虫が、硬い葉っぱをかじれるのかと思うかもしれませんが、かじれます。

このとおり。

全身を使ってかじっています。全身全霊…。

これは1齢幼虫なので、大きさは2mm程度。

そんな小さな体で一生懸命に食べている様子を見ていると、愛おしく感じます。

生命賛歌よー♬ ~ エレカシ

 

羽化ラッシュ

2020.7.1

我が家は今年の第1次羽化ラッシュを迎えています。

この日は

朝、アオスジアゲハ4頭、

昼にナミアゲハ1頭、

夕方にアオスジアゲハ1頭が羽化。

全員健康体でしたが、アオスジアゲハ1頭が事故で飛べなくなる事態に。

うかつでした。

 

 

家飼い

2020.7.1~

なぜ飛べなくなったのかと言うと、サッシのレールにはまってしまい、翅が折れてしまったからです。

うまく助ければ大丈夫だったのに、悪いことをしてしまいました。

反省しきりです。

人工的な空間は危険がいっぱいなので、できるだけ早く放蝶しないとだめですね。

ということで、この1頭はうちで一緒に暮らします。

1日1回の吸蜜。

吸蜜の量が多すぎると、お腹がパンパンに膨らんでしまいますが、アオスジアゲハはポンピング*をするので、大丈夫でしょう。

なんと、この蝶は餌皿の溝におしっこをします。

お行儀がいいですね。

たまたまか。

かみさんは「この子はおりこうさんだ」と言って喜んでいます。

窓辺の黄昏。

冬の蝶たちを思い出します。

 

*アゲハチョウのポンピング: ご存じない方は 昨年の日誌61稿 をご覧ください。

 

あとがき

冒頭で述べた幼虫はようやくワンダリングが終わった、かに見えます。

と言うのは、また動き出すことがあるので。

油断できません。

何度指に取って別のビン刺しに移したり、トレイから拾い上げたりしたことか。

アオスジアゲハはナミアゲハやクロアゲハのように、ケースに閉じ込めればいいというわけではないので、世話が焼けます。

かみさんなら別の枝に変えたりするので、ここまでは長引かなかったでしょう。

 

2020/7/6,2022/2/11

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