アゲハ飼育日誌2023年第23稿:
■ガットパージが多いのは夕方?AIの回答は?
■セセリチョウを見て思う当サイトの今後
ガットパージは夕方が多い?
2023.9.5
ツイッターで、ガットパージは夕方が多いという投稿を時折見掛けますが、どうなんでしょうか。
AIに尋ねてみました。質問は「アゲハの幼虫のガットパージが多い時間帯は?」。
Bardの回答:
アゲハの幼虫のガットパージが多い時間帯は、夕方以降です。具体的には、17時から22時頃にかけて、幼虫が動き回って排泄を繰り返す姿がよく見られます。
ガットパージは、蛹化の準備の一環であるため、夕方以降に多くなります。夕方以降は、日中の活動で体温が上昇し、ガットパージが促進されると考えられます。また、アゲハの幼虫は夜行性であるため、夕方以降に活動が活発化することも、ガットパージの増加につながっていると考えられます。
ガットパージは、幼虫の健康状態を示す指標としても用いられます。ガットパージが正常に行われない場合、幼虫が健康を害している可能性が高いため、飼育者は注意が必要です。
ChatGPTの回答:
アゲハの幼虫のガットパージ(糞の排出)が特に多い時間帯は、主に次の2つの時間帯に集中しています:
1. 朝: アゲハの幼虫は夜間に食事を中断し、朝になると活動を再開します。このため、夜間にたまった排泄物が朝に一斉に排出されることが多いです。朝の排泄は特に顕著で、幼虫が新しい葉を摂食し始める前に、排泄物を排出して体内をクリーンに保つ役割があります。
2. 昼間: 幼虫は昼間も積極的に葉を摂食します。昼間にも食事を続けることで、新たな栄養を摂取し、それに伴って排泄物も増加します。昼間の排泄物は、朝に比べて少ないことが一般的ですが、依然として頻繁に発生します。
したがって、アゲハの幼虫のガットパージは朝と昼間に特に多い時間帯です。これらの時間帯に排泄物が発生することで、幼虫は新しい葉を摂食し、成長し続けるために体内の不要物を排出しています。
ChatGPTの回答は論外。ガットパージを通常の排泄と捉えています。解説も事実に反することが多く、間違いだらけ。そもそもChatGPTの本分は文章生成。調査は向いていません。聞いた私がバカでした。
一方、Bardの回答は概ね信頼できそうに感じます。
うちでガットパージが多い時間帯は夕方というより、夕方以降。Bardの回答とほぼ同じですが、夜中になることもしばしば。人間が眠る時になってもやらない時は、ビンごと飼育ケースに閉じ込めます。
ガットパージが夕方以降に多いのはなぜか。
Bardによると「夕方以降は、日中の活動で体温が上昇し、ガットパージが促進されると考えられます」とのこと。真偽のほどはわかりません。
私の憶測では、ガットパージが夕方以降に多いのは天敵から身を守るため。糸掛けの時は移動できず、途中でやめるわけにもいかないので、夜陰に紛れてこっそりやりたいでしょうから。
そんな気がします。
セセリチョウを見て思うこと
2023.9.6
よく見掛ける小さな蝶が花壇の石の上にいました。
羽化したばかりなのか、指にすぐ乗りました。
どこで覚えたのか、パッと浮かんだ名前はイチモンジセセリ。調べてみたら正解でした。
頭を小刻みに動かします。
すごいかわいい。
この蝶を見て、当サイトの今後について考えました。
当サイトは名前のとおり、アゲハチョウ専門サイト。番外として、モンシロチョウやツマグロヒョウモンなどの記事もありますが、少ない。もっと増やしたほうがいいのか。
検索向けのノウハウ記事は昨年で書き尽くした感があり、今年書いた記事は今のところアゲハ飼育日誌だけ。このままでいいのか。
アゲハ飼育日誌だけ書くなら楽に続けられますが、ほかの鱗翅目も取り上げるとなると、一次情報の提供は手間がかかる。面倒臭い。
超ニッチなジャンルゆえに悩みます。どうしたらいいですか?
おまけ
食べながら出す。
通常の営み。
2023/9/11
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