■今年のアゲハ飼育はまさかの成虫スタート
■越冬蛹最初の羽化はアオスジアゲハ
■室内で生花から吸蜜は幸せな光景
■羽化しそうでしない蛹
まさかの成虫スタート
2023.4.10
かみさんが自転車で通勤途中、道で拾ったナミアゲハ不全体。
後ろ翅がくちゃくちゃ。これではまともに飛べません。
狭い空間で羽化して、翅が伸びきらなかったのか。あるいは、羽化直後に落下したのか。
わたしに拾われてよかったね。
口吻を伸ばしながら歩いていたので、蜜に乗せたらすぐ吸い始めました。空腹だったということは、羽化してから1日以上経っていたのでしょう。
すでに夕方5時を過ぎていたので、食後は虫かごに移動。
暗幕を掛けて休ませました。
蝶は昼行性だからね。
今年のアゲハ飼育は、まさかの成虫スタートとなりました。
越冬蛹最初の羽化
2023.4.10
今年の越冬蛹最初の羽化はアオスジアゲハ。
ツイッターでは羽化ラッシュの話が相次いでいるので、うちもそろそろと思っていました。
昨年の記録を見てみると、最初の羽化は4月18日、ベランダにいたナミアゲハ。越冬箱の最初の羽化は4月19日、ジャコウアゲハ。ということで、昨年より1週間ちょっと早かった。
今年の越冬蛹は全部で27匹。1匹は 前回の日誌 に書いたとおり、おそらく寄生されていたので、残り25匹。
春型はモフモフ。
今年も見れてよかった。
花から吸う幸せな光景
2023.4.11
試しにナミアゲハ不全体を生花に乗せてみたら、すぐ蜜を吸い始めました。
室内で生花から吸蜜は初めてかもしれません。
観賞用になっていたコマツナが思わぬところで役立ちました。まだ蕾がたくさんあるので、しばらく持ちそう。
スーパーで買ってきた小松菜の根っこを植えといた。
調べてみたら、紫外線の透過率は透明のガラスで約70%、すりガラスで約40%。窓際ならネクターガイド(昆虫に蜜がある場所を示す印)を識別できるようです。
ネクターガイドは紫外線がないと見えません。
蝶は花から蜜を吸うのが本来の形。幸せな光景。
羽化しそうでしない蛹
2023.4.12
アオスジアゲハの蛹が羽化目前と思ったら、
こんなことに。
上半身は翅が透けて見えていて、本体と殻の間に隙間ができているのに、下半身はふやけたような白濁色。
こんなのはこれまで見たことがないような気がします。
これは羽化できるのか。たぶん、だめでしょうね。
2023/4/14
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