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アゲハ飼育日誌2204 冬中夏草 昨年夏の疑問解消

■虫から生えるキノコ冬中夏草

■シジミチョウ特有の動きは防御手段

■前蛹が糸掛けできなかった理由

■蛹便が出なかった原因は糞詰まり

冬虫夏草

2022.3.31

虫から生えるキノコ、冬虫夏草(とうちゅうかそう)。ご存じですか?

これです。

蔵狐璃桜さんがコミュニティでアップしてくださいました。

オオムラサキは気の毒でしたが、貴重な画像。

私は イモムシの教科書 を読んで知っていましたが、実物を見たことはありません。

冬虫夏草とは、キノコが昆虫やクモに寄生し、体内に菌糸の集合体である菌核を形成して、さらに昆虫の頭部や間接部などから棒状の子実体を形成したものの総称です。冬虫夏草という不思議な名の由来は、冬は虫で、夏になると草(キノコ)になると信じられていたことから、冬虫夏草という名が付けられたといわれています。

Yomeishu 月刊元気通信

不老長寿の秘薬になるようです。

特有の動き

2022.3.31

前から気づいていましたが、シジミチョウはおもしろい動きをしますね。

こういう動き。

アゲハチョウには見られない動き。どんな意味があるのか。

ツイッたらわかりました。

公仁さんが教えてくださった資料にはこう書いてありました。

多くのシジミチョウの仲間は、後翅の裏面に黄色から赤色の目玉も様なものがあり、そこから尾状突起が出ています多くのシジミチョウは、草や木に静止している時、後翅をすり合わせるような行動して、尾状突起を触角のように見せます。この様な行動が、天敵に、動いている尾の方を頭と間違えさせて攻撃させると考えられています。

天敵に尾のほうを攻撃させて、その隙に逃げるということのようです。

やっぱり、シジミチョウはアゲハより賢いですね。

確かに。

昨年夏の疑問解消

2022.4.4

読者からいただいたコメントで、昨年夏の疑問が解消しました。

糸掛けしない前蛹蛹便が出ない羽化の件。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

糸掛けしない前蛹

AYA☆さんのところでは、前蛹から「ウジャウジャ白い幼虫が出てきました」。

白いのがウジャウジャって、コマユバチ系?

前蛹が糸掛けできなかった原因は寄生ということですが、この件でレモンさんからこんなご指摘がありました。

糸掛けできなかった原因は歩きすぎか寒さで、寄生は皆無とのこと。

確かに、昨年の日誌19稿 に載っているクロアゲハは、ワンダリングで体力を消耗し、糸掛けできなかったと考えられます。

寄生が原因というのはレアなケースと言えるかもしれません。

蛹便が出ない羽化

AYA☆さんのコメントによると、蛹便が出ない原因は糞詰まり。ピンセットで糞を取り除いたら、蛹便が出たとのこと。

よくやった‼

言われてみれば、容易に思いつくことでした。

早速、AYA☆さんが使ったセリアの極細ピンセットを購入。

手術用。次回はこれで救済できるか。

やるのはわたし。

問題は蛹便排泄後、翅が伸びるかどうかです。

余聞

イオン葛西店で買ったメロンパン。

これで私も幸せになれるかもしれません。

刑務所に入ったことはないけれど。

2022/4/7

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