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【てんとう虫の羽化】蛹が成虫になる動画 羽化した後の変化

「てんとう虫の羽化って、どんな感じなんだろう」「羽化したてのてんとう虫って、どうなってるんだろう」と思っているところですか?

野菜についていたてんとう虫の蛹がうちで羽化しました。その一部始終を書きます。羽化の動画もあります。

この記事をご覧になれば、てんとう虫の羽化の様子、羽化した後の変化について、さらに、てんとう虫が羽化する時期や、羽化にかかる時間もわかります。

記事の概要
  • てんとう虫が羽化する時期や生育期間
  • てんとう虫が羽化する時の様子
  • てんとう虫が羽化した後の変化

てんとう虫の羽化

羽化する時期

てんとう虫最初の繁殖期は4~6月。真夏の暑い時期は夏眠。9~11月に再び繁殖期を迎えます。成虫は越冬可能。冬眠して春の繫殖期を迎えます。― テントウムシの飼い方

ということで、てんとう虫が羽化する時期は概ね4~6月と9~11月

孵化から羽化までは20日前後。てんとう虫の寿命は約2か月です。

羽化の様子

5月6日。無農薬野菜にてんとう虫の蛹がついていました。

私の誕生日。

しおれたダイコンの葉っぱに鎮座。

これがこんな感じで羽化します。

5倍速。羽化にかかった時間は15分程度

カメムシの羽化 と似ています。

黄色いてんとう虫?

てんとう虫の羽化後

羽化したてはよく動く

羽化したての成虫は数分休んだ後、おもむろに忙しく動き始めました。

何を急いでいるのか。

動き回った挙げ句、やっと落ち着いたと思ったら…

止まって翅を伸ばす

やっと落ち着いたと思ったら、こうなりました。

鞘翅(さやばね)は閉じたまま、後翅(うしろばね)を伸ばしています。翅を伸ばしやすい場所を探して、忙しく歩き回っていたのかもしれません。

てんとう虫を含む甲虫の翅は2種類。外側の硬い翅を鞘翅、内側の薄い翅を後翅と言います。

アゲハチョウは羽化した後、2~3時間じっとしていて翅を乾かしますが、てんとう虫はこうなんですね。

私もたまには羽を伸ばしたい。

それにしても、こんな翅がよく収まりますね。

斑点が見えてくる

黄色いてんとう虫かと思っていたら、斑点がおぼろげに出現。

19時35分

20時10分

21時28分

翌日6時34分

定番、ナナホシテントウでした。

てんとう虫の羽化【まとめ】

以上、てんとう虫の羽化、羽化した後の行動、羽化する時期などについて書きました。

ポイントは以下のとおりです。

  • てんとう虫が羽化する時期は4~6月と9~11月
  • 夏は夏眠、冬は冬眠。成虫は越冬可能
  • てんとう虫の羽化にかかる時間は15分程度
  • 羽化したての鞘翅は黄色一色。斑点は無い
  • 羽化したてんとう虫は忙しく歩き回ってから後翅を伸ばす
  • 後翅が収まった後、鞘翅に斑点が現れる

お役に立てば幸いです。

2024/5/17

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