アゲハ飼育日誌2019年第15稿:
今年のアゲハ飼育が始まって1か月余り。かみさんが次々に卵や幼虫を採ってくるので、今も幼虫の数が蛹の数を上回っています。
2頭羽化
2019.6.18
前回の日誌 に書いたエッグスタンドのナミアゲハと、枯れ枝のナミアゲハがほぼ同時に羽化。
これより前にアオスジマンションの9頭目が羽化したので、この日は合計3頭羽化。
これで今年はすでに、20頭ぐらい羽化したことになりますが、今のところ死んだ蛹はなく、羽化不全もありません。
自然界でアゲハの卵が羽化する確率は1~2%らしいので、我が家はアゲハ界にだいぶ貢献しています。
ミニチュア
2019.6.18
ナミアゲハ終齢幼虫のなりたては2cmくらい。とてもかわいらしく、我が家では”ミニチュア”と呼んでいます。
小さいのに完成形なのが、なんともかわいらしい。
こうやって並べてみると、大きさの違いがよくわかります。色はまだ鮮やかさに欠けますね。胴体の青いラインと白いラインも入っていません。
大きい青虫はよほど変な掴み方をしなければ、臭覚を出すことはありませんが、”ミニチュア”はすぐに出します。体が小さい分、警戒心が強いんですね。
遂に住民ゼロ
2019.6.19
アオスジマンション(我が家最大のクスノキ)最後の住民、10頭目が羽化。
夜中か早朝に羽化したようで、朝カーテンを開けたらすぐ飛び始めました。
そのまま外へ。
これでやっとアオスジマンションをベランダに戻すことができました。(蛹が付いている間は寄生虫がこわくて、ずっと部屋の中に置いていました)。
上のほうの葉っぱが食われて不格好になりましたが、直射日光を浴びれば新芽が出てくるでしょう。
夏本番に備えて、たくさん葉っぱを付けてほしいものです。
あとがき
これで10日連続投稿。異例のがんばりが続いています。
時々Yahoo!知恵袋やインスタグラムで、整然と並んだ蛹ポケットの写真を目にします。中には1匹ごとに日付を印字した紙が貼られているものも。おそらく蛹化した日でしょう。実験室のようです。
そこまでやれば、いろいろなデータが得られていいでしょうね。質問には実測値で答えられます。
私やかみさんには真似のできない芸当。だからこそ、このような日誌を書き続けられるのかもしれません。
そこそこで 満足すれば まだ続く
2019/6/20,2022/2/1
コメント