アゲハ飼育日誌2020年第46稿:
現在飼育中の幼虫はナミアゲハだけになりました。
20匹程度。蛹のほうが多そうです。
明日は秋分。寂しさが増します。
幼虫の損傷は?
2020.9.8~17
アオスジアゲハ幼虫の左腹部がえぐれていることに気づきました。

4齢幼虫。
幼虫ではあまり見かけないケース。理由はわかりません。
ちゃんと食べて成長しているので、致命傷ではなさそうです。

5齢幼虫。
脱皮して、少しえぐれが浅くなりました。

前蛹。
だいぶ目立たなくなりました。

蛹。
完全には消えませんでした。
蛹の損傷は羽化不全に直結しますが、幼虫時の損傷はどうなのか。
ドロドロになった段階でリセットされるのか。
興味津々です。
雄雌羽化
2020.9.15
ナミアゲハの雄と雌が2組羽化しました。


こうやって雄と雌を並べて見ることはあまりなかったのか、新鮮な感じがします。


結構違うんですね。
最近知りましたが、蛹化から羽化までの日数は、雌のほうが数日長いそうです。
産卵器官の形成に時間がかかるのかもしれません。
これは雄雌関係ありませんが、脱け殻の上部を見てみると、


下のほうには顔、口吻、触覚、脚が収まる溝、上のほうには頭、翅が収まる溝があります。
まるで鋳型。
キアゲハ
2020.9.11~
我が家初飼育のキアゲハ2匹は、柑橘類ですくすく育っています。
幼虫脱皮
3齢幼虫まではまだ地味です。

これが脱皮して4齢幼虫になると、派手になります。

それでも、まだ極彩色とは言えません。
5齢幼虫になると、さらに華やぎます。

これを画像や動画で観ていた時は気持ち悪いと思っていましたが、実物を見るとそう感じません。
これはこれでかわいいですね。

左が5齢幼虫、右が4齢幼虫。

脱け殻も色付き。
各パーツ
キアゲハ幼虫の各パーツはユニークです。

眼: 左右の黒い模様の中に単眼が6個ずつ。

胸脚: 黒いマニキュアを塗っているよう。

尻: 顔。前々回の日誌 に載せた顔とは表情がだいぶ異なります。

頭~胸部: 上から見るとここにも顔が。ドロンジョの子分(太っているほう)に似ています。
キアゲハの幼虫は全身が派手な縞模様なので、大抵のアゲハ幼虫にある眼状紋(フェイクの眼)はありません。
糞撃
最後は糞撃でお別れ。
思わぬ一撃でたまらず退散。
しつこい奴はひどい目に遭います。
第2波
第2波と言っても、新型コロナウィルスではありません。視聴者の波です。
先週あたりから、当サイトのYouTubeチャンネルに第2波がやってきました。

第1波を凌ぐ勢い。
ただアゲハの短い動画をアップしているだけなのに、なんでこうなるのか。
今度は1年以上前にアップした、この動画が異常なほど視聴されています。
第1波の時も「糞飛ばし」(これとは別物)でした。
コメントもやたらついていて、チャンネル登録者も増えて、有難いこと。
コメントは結構笑えます。
お陰様でチャンネル登録者が100人を超えたので、カスタムURLを設定できました。
単なるアーカイブですが、なんだか盛り上がっています。
と言っても、サイトのPV増加にはつながっていません。(笑)
2020/9/21,2022/2/13
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