アゲハ飼育日誌2020年第8稿:
うちで育ったアゲハが越冬するのは今年が初めて。
昨年のアゲハ飼育は4月下旬スタートだったので、この時期の飼育も初めての経験。
明日から4月。すでに桜の見頃を迎えてはいるものの、まだ、あまりいい話はありません。このあと書きますが、前回の日誌に書いた「朗話」も悲しい結末になりました。
この時期のアゲハ飼育は難しい。
突風対策
2020.3.27
今日の風は尋常ではありません。うちのベランダには突風が吹きつけています。
クスノキの鉢植えにはアオスジアゲハの越冬蛹が3匹。2匹が張り付いている葉っぱは枯れているので、かみさんがひもで止めました。
自然界なら、落ちて踏みつぶされていたかもしれません。
アゲハはいつも危険と隣り合わせです。
越冬蛹受託
2020.3.27
かみさんが友人からアオスジアゲハの越冬蛹を託されました。
枯れ葉から落ちそうになっていたので、きれいに剥がしました。
触るとぐいぐい動きます。こんなに動いて大丈夫なのかと思うくらい。
去年も同じ友人からアオスジアゲハの越冬蛹を託されたのですが、それは4月の下旬に無事羽化しました。
これはどうなるか。
先週空き家になった蛹ポケットで、ジャコウアゲハの蛹4匹と一緒に待機中。
みんなあわてずに、春本番になってから出てくることを願います。
早すぎた放蝶
2020.3.29
まさかの雪。
3月下旬以降に東京で1cm以上の積雪は32年ぶりとのこと。
予報では、今日の最高気温は5度、最低気温は1度。アゲハチョウは温度が6度以下になると代謝が止まり、動かなくなるという 実験データ がありました。
前回の日誌 に書いたジャコウアゲハとアオスジアゲハは、きっと死んでしまったでしょう。
羽化するのが早すぎました。というか、放蝶が早すぎました。
積雪は想定外。せっかく無事に羽化したのに、気の毒なことをしてしまいました。
あとがき
東京は今週、平日は夜間外出自粛、週末は先週と同じく終日外出自粛。
新コロナウィルス禍の呪縛が続きます。
そんな折、ツイッターやインスタグラムでは、羽化したアゲハの写真や動画が増えてきました。
アゲハ愛好家の投稿に癒されています。
2020/3/31,2022/2/10
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