アゲハ飼育日誌2021年第27稿:
今回も番外席巻。
寄生虫とタテハチョウ科。
ヤドリバエ羽化
2021.9.28~
今年の日誌23稿 に載せたヤドリバエが羽化しました。
蛹化後、ちょうど2週間で。
自力では出られそうにないので、かみさんがピンセットでアシスト。
アゲハチョウの蛹と違って、殻が硬いんですね。
土の中(本来の居場所)なら、ここまで硬くならなかったのかもしれません。
やっと出られたものの、疲労困憊。翅は伸びる気配なし。
必死に出ようとしているところを、私がしばらくボーっと眺めていたので、その間にだいぶ体力を消耗してしまったようです。
かわいそうなことをしてしまいました。
翌日死亡。
忘れていたので、計測。
ツマグロヒョウモン
2021.9.28
所用で恵比寿へ。
民家のプランターにいたツマグロヒョウモン。
きれい。
この翅の開閉は、タテハチョウ科の特徴ではないか。
”立て羽”という割には、翅を開いてとまる蝶が多いような気がします。
子供の頃、翅を開いてとまるのは蛾、閉じてとまるのは蝶と覚えていたので、アカタテハとキタテハは蛾だと思っていました。
蝶と蛾の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
2~3週間前に、職場の近くでツマグロヒョウモンの終齢幼虫を見かけました。
小さいスミレの株に20匹ぐらいいたので、1匹持ち帰ろうかと迷った挙げ句、餌の確保が難しいと思って自重。
帰宅後、スミレが1鉢あったことがわかり、後悔しました。
今年2回目の遭遇
2021.9.30
ギンケハラボソコマユバチ。今年2回目の遭遇。
クロアゲハの幼虫から出てきました。
これまでは、出てくるとすぐに繭を作り始めていましたが、今回は作りません。
サイズも小さく、出てくるのが早すぎたのか。
この幼虫はなかなか大きくならないと思っていたら、こういうことでした。
ギンケハラボソコマユバチの繭作りは、こちらの記事でご覧になれます。
やけに濃い緑色
2021.9.30
かみさんが連れてきたアオスジアゲハの幼虫。
やけに濃い緑色。
ここまで濃いのは珍しい。
うちの幼虫と並べてみると違いがよくわかります。
終齢幼虫は寄生されている可能性が高いので、あまり連れてこないのですが、クスノキの葉っぱを採っているうちに、かばんにくっついていたとのこと。
それも珍しい。
寄生されていてもいなくても、越冬するでしょう。
2021/10/2
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