アゲハ飼育日誌2021年第33稿:
■クロアゲハの落ちない糞
■土の中のヨトウムシ蛹化
■こんな時期にツマグロヒョウモン初飼育
■こんな時期に幼虫卵大量入荷
落ちない糞
2021.10.15
ガットパージ目前のクロアゲハ。
ぶら下がっている糞を落とそうとして、何度もおしりを振っていましたが、
これではいくらおしりを振っても落ちませんね。
実はこの前にも1つあって、それをハサミで切ったのですが、太い葉脈のような硬さでした。
思い出したのは、アオスジアゲハの7連糞。
これも同じ現象だったんですね。( 今年の日誌17稿 )
消化不良?
7連糞のアオスジアゲハは死にましたが、今回のクロアゲハは無事蛹になりました。
とりあえず、安堵。
ヨトウムシ蛹化
2021.10.17
前回の日誌 に載せた、土の中に潜ったヨトウムシ。
ほじくり出してみたら、
ちゃんと蛹になっていました。
テカった飴色?
ほんのり、触覚、口吻の位置がわかります。
再び土の中に戻して、べランダに。
成虫になって出てくるのは春のはず。
どうかな。
こんな時期に初飼育
2021.10.18~
前回の日誌 に載せたラーメン屋の異形、ツマグロヒョウモン。
結局、かみさんは持って帰ってきました。
おそらく5齢3匹と3齢2匹。
あと2匹は地べたで潰れていたそうです。
ツマグロヒョウモンの飼育は初めて。しかも、こんな時期に。
放っておけなかった。
で、とりあえず調べてわかったことは以下のとおり。
●食草はスミレ科植物。
●幼虫でも蛹でも越冬する。
●蛹は垂蛹型(ぶら下がる)。
●毒々しいが毒はない。
時期的に、幼虫でも蛹でも越冬するというのが気になるところ。
アゲハとだいぶ勝手が違います。
大丈夫?
連れて来たからには、ちゃんと育てなければなりません。
初めて手に取った異形。
こんな時期に大量入荷
2021.10.19
今日の東京は最高気温16度。11月下旬並みとか。
雨の中、餌を採りに行ったかみさんは、なんと幼虫19匹、卵7個を持ち帰りました。
クスノキの孤立した枝にいたアオスジアゲハ17匹、すべて2~3齢幼虫。
全部同じ親かもしれません。
これも放っておけなかった。
あとはナミとクロの終齢幼虫1匹ずつ。
これは自転車のスポークに陣取っていたとか。
おそらくガットパージ前とふんで、ダンボール箱に入れたところ、予想どおり。数時間後、液状便をしました。
終齢幼虫は寄生が心配です。
だよね。
ツマグロヒョウモンと合わせて幼虫24匹、卵7個。
こんな時期に大量入荷。
かみさんのイモムシ愛には頭が下がります。
2021/10/21
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