アゲハ飼育日誌2020年第28稿:
今日はナミアゲハ2頭、アオスジアゲハ3頭が羽化しました。
幸い昨晩から降っていた雨は昼で止み、午後から夕方にかけて全員放蝶。
お泊りはなくてよかった。
クロアゲハ羽化
2020.6.22
今季初、クロアゲハが羽化しました。
昨年の日誌を見てみたら、クロアゲハの羽化は昨年10月1日以来。
蛹化は6月10日なので、12日目の羽化。想定内。
ナミアゲハやアオスジアゲハより体が大きい分、2~3日長くなります。
風格があり、落ち着いています。
今年最初で最後にならなければよいのですが。
手抜き
2020.6.23
アオスジアゲハの蛹が付いている葉っぱが、ぽろっと落ちました。
これを見ておかしいと思った人は、アオスジアゲハをよくご存じの方ですね。
通常、アオスジアゲハの蛹が付いている葉っぱは枯れても落ちません。なぜなら、幼虫は蛹化する前に葉っぱの付け根を糸で固定するからです。
通常はこうなります。
一昨日も、蛹になる場所を決めていた幼虫がおもむろに動き出し、葉っぱの付け根に入念に糸を吐いているところを見ました。
今回の蛹はうちにいるので手抜きをしたか。
だとしたら、賢いですね。
元チャンプ羽化
2020.6.23
幼虫時代に脱皮不全で死にそうだったアオスジアゲハが、無事に羽化しました。
大きさは標準。健康体。
このとおり、妙なくびれはありません。
我が家ではこの個体を「元チャンプ」と呼んでいました。
なぜかと言うと、幼虫時代に、
このチャンピオンベルトのような皮の残りを失った(取ってもらった)からです。
意味がわからない方は、今年の日誌17稿 をご覧ください。
九死に一生を得た幼虫が無事に羽化して飛んで行き、喜びも一入。
余聞
前回の日誌で、冷蔵庫に入れてある葉っぱに卵が付いていたと書きましたが、今度は幼虫が付いていました。
ナミアゲハの1齢幼虫。1週間近く冷蔵庫にいたようです。
突っついたり、霧吹きで水を掛けたりしましたが、残念ながら蘇生しませんでした。
卵は生きて、幼虫は死亡。
不要なデータ。
2020/6/28,2022/2/11
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