アゲハ飼育日誌2020年第33稿:
今日も雨。今年の梅雨はよく降りますね。去年もそうでした。(日誌でわかります)
今回は番外の話から。
クスアオシャク
2020.7.13~
外で取ってきたクスノキにこんな虫が付いていました。
これが2匹。
調べてみたら、クスノキに付くシャクトリムシ、クスアオシャクでした。
擬態
動いていない時は擬態しています。
顔を上に向けて、前脚3対を合わせていることがわかります。
これはまだいいのですが、
こんな時も。
どうせなら、植物の構造に合わせて化けてほしい。
でも拡大すると、
このとおり、がんばっている様子が伝わってきます。
眼は左右に単眼4個ずつか。(アゲハは6個ずつ)
長い胴体に血流が。
頭に近づくにつれ細くなります。
蛹化
数日後、いなくなったと思ったら、葉っぱに隠れて蛹化の準備を始めていました。
葉っぱを3枚くっつけて、その中に入っています。
糸でしっかり固定。なかなか賢いですね。
成虫は青緑色?の小さい蛾、これ です。
あの細長い幼虫がこうなるとは。
羽化が楽しみです。
既視感
2020.7.15
アオスジアゲハの幼虫が死んで落ちていました。
赤茶色の体液が染み出ています。
これはアオスジアゲハの幼虫特有の死に方。昨年何度も見たので、既視感があります。
薬害とする人が多いようですが、なぜここまで大きくなってから死ぬのか。
病気?
続報
2020.7.16
虎の子ジャコウアゲハが4回目の脱皮をしました。
5齢幼虫。2cmほど。
餌が少ないと6齢、7齢まで脱皮を繰り返し、まともに羽化できなくなるそうですが、うちのはちゃんと食べているので大丈夫でしょう。
朝起きてみると、すでに脱け殻をほとんど食べ尽くしていて、トレイにお面と残骸が落ちていました。
脱皮したのは、おそらく夜中の1時頃。
かみさんが前兆に気づき、しばらく張り付いていましたが、なかなか始まらないので就寝。動画は撮れませんでした。
金平糖のようなイボイボが、どんなふうに出てくるのか見たかった。残念。
前回の脱皮は7月12日15時26分なので、3日と9~10時間後。
やっぱり早いですね。
YouTube
当サイトのYouTubeチャンネルに、なぜか人が集まってくると 今年の日誌23稿 に書きましたが、いまだにその波が続いています。
図らずもフォロワーが増えてきたので、気を利かして動画をカテゴリー分けしました。
当サイトの動画をまとめてご覧になりたい方は、左下のバナーを踏んで、ご覧ください。
動画の説明欄に掲載記事のリンクも貼ってあります。
2020/7/18,2022/2/11
コメント