アゲハ飼育日誌2020年第48稿:
今年の十五夜は昨夜でしたが、満月なのは今夜。
ずれるんですね。
10月に入り、めっきり秋めいてまいりました。
今回も軽い話が続きます。
魚の骨
2020.9.24
ラックに貼り付けてあったナミアゲハの蛹。
(一時的に貼っているだけです)
魚の骨のような糸はなぜ?
答えはこれ。
虫かごのふた。(蛹は別の個体)
ワンダリング幼虫を虫かごに閉じ込めると、半分以上はふたで蛹化します。
枝や割り箸も入れてあるのに、なぜなんでしょうね。
ふたや壁に張り付いた蛹は蛹ポケットに移さなければなりません。
“魚の骨”は無駄になります。
クロアゲハ羽化
クロアゲハの飼育は細々と続いていて、2頭羽化しました。
冷たい雨の日に
2020.9.24~25
1頭は冷たい雨の日に。
クロアゲハの羽化は久しぶり。
午後2時頃でしたが、外に出せないので、お泊り。
ゆったり、ひらひら、家の中を散策。
クロアゲハはナミアゲハやアオスジアゲハと違って、人が近くを通っても動じません。
翌日午後、腹ごしらえをして飛び立っていきました。
荷物の陰で
2020.9.28~29
かみさんがたまたま荷物をどかしたら、何とそこの壁にクロアゲハがとまっていました。
脱走して行方不明になっていた幼虫がここで蛹化、羽化。
この辺は荷物を全部どかして捜した所。その時はいなかったので、あとでここに移動してきたということ。
いったいどこに潜んでいたのか。
どこかで幼虫のミイラになっているかもしれないと思っていました。
こんなダンボールの角で糸掛け。
蛹便がほとんど残っているので、おそらく羽化してから数時間しか経っていないでしょう。
行方不明になった日(9月14日)から数えると、この日でちょうど2週間。
かみさんが荷物をどかさなければ、どうなっていたか。
おそらくバタバタ暴れて翅を傷付けていたでしょう。
羽化不全もなく、よかった。
翌朝元気に飛んでいきました。
凹み蛹羽化
2020.9.27~28
前々回の日誌 に載せたアオスジアゲハ、腹部を損傷した個体が羽化しました。
脱け殻左腹部の凹みがわかるでしょうか。
にもかかわらず、成虫の腹部に損傷の痕跡は全くありません。
外から見る限り、幼虫時の損傷は成虫に引き継がれなかったようです。
やはり、幼虫~蛹~ドロドロ~成虫でリセットか。
翌日、元気に飛び立っていきました。
予想どおり
2020.9.28
前回の日誌 に書いた謎の幼虫が脱皮しました。
予想どおりのクロアゲハ。
予想どおりとはいえ、もしかしたらまだ飼ったことがないアゲハかもと思っていたので、少々がっかり。
「がっかり」と言ってはクロアゲハに失礼ですね。
すくすく育って、我が家初の越冬クロアゲハになってほしいと思います。
2020/10/2,2022/2/13
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