アゲハ飼育日誌2020年第4稿:
立春。
いい響きですね。冬は大嫌いなので、心が和みます。
それに、今日の東京は雲が多いものの最高気温13度、3月上旬並みとの予報。暦どおりの天気。
この日を待っていました。
歪に膨らんだお腹
2020.1.23
前回の日誌 の最後に書いたナミアゲハの拡大写真を撮りました。
歪に膨らんだお腹。中に溜まったハチミツが透けて見えます。
ナミアゲハはポンピング( 昨年の日誌61稿 参照)をしないのか。
ハチミツにはチョウに必要な塩分が含まれていますが、今の餌やりでいいのかどうか、考えさせられます。
女子の語らい
2020.1.24
卓上ライトの下で
語らう女子たち。
A子の話を聞いて、B子は転げ回ってうけています。
6分後。
今度はC介の近くに来て、何やら話し始めました。
C介はじっと耳を傾けています。…
土の中に
2020.1.25
前々回の日誌 に書いたヤサイゾウムシの幼虫は、蛹になるようです。
鉢植えの土に潜りました。
かみさんはヤサイゾウムシが土に潜って蛹化することを事前に調べていて、ベランダの鉢植えに移していました。
いつ成虫になって出てくるのか。
そのうち掘り起こしてみるようです。
久しぶりの日向ぼっこ
2020.1.29
東京は8日ぶりの晴れ。
冬のナミアゲハ3頭はまだまだ元気です。
久しぶりの日向ぼっこ。
チョウは体が冷えていると、翅を広げて熱を吸収し、体が温まると動き出します。
やっぱり自然光はいいようですね。
見ていると、幸せな気分になります。
あとがき
一昨日の朝日新聞朝刊に、チョウが絶滅の危機に瀕しているという記事がありました。
環境省と日本自然保護協会が2008年から10年間、全国の里地や里山を調べてみたら、対象のチョウ87種のうち約4割が10年あたり30%ものペースで減っており、絶滅が危惧されるほどの減少率であるとのこと。
国蝶オオムラサキの減少率は年16%、最も深刻なミヤマカラスアゲハに至っては、年30%を超えているとか。
背景として考えられるのは里地や里山の変化ということなので、私が住む都市部とは無関係なのかもしれませんが、アゲハ愛好家としては悲しいニュースです。
オオムラサキもミヤマカラスアゲハも、いまだ実物を見たことはなく、一生見れなくなるかもしれません。
2020/2/4,2022/2/10
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