アゲハ飼育日誌2020年第50稿:
今回はアゲハを飼育している皆さんに役立つ情報があります。
衝撃の映像も。(笑)
越冬の準備
2020.10.6
昨年は越冬し損なう、つまり11~12月に羽化するアゲハが続出し、知識と経験の不足を痛感しました。
冬の蝶飼育に夏の幼虫飼育のような楽しさはありません。蝶はかわいいのですが、切ないような、申し訳ないような、複雑な心境になります。
ということで、今年は1匹でも多く越冬させたいと思い、早めに若齢幼虫をダンボール箱に入れ、採光時間を10時間程度にしています。
上の箱にアオスジアゲハ。
下の箱にナミアゲハとクロアゲハ。
アゲハの蛹を冷蔵庫に入れて越冬させる人もいるので、こんなツイートをしたところ、たくさんコメントをいただきました。
コメントをくださった皆さん、ありがとうございました‼
貴重な情報が集まったので、関心のある方はご覧になってみてください。
とても勉強になりました。
そのうち情報を整理して、越冬の記事 をリライトします。
乱産卵
2020.10.6
かみさんがアオスジアゲハの卵を持ち帰りました。
こんな小さい枝に15個(裏に1個)も付いています。
これは街路樹の幹から出ていた新芽。近くにはこれ以外全く葉っぱがなかったとか。
ほかに産む所はなかったのか。
放ってはおけないので、持ってきたとのこと。
アオスジアゲハならベランダにクスノキがあるので、何とかなるそうです。
果たして何匹孵化するか。
衝撃
2020.10.7
時々アゲハの幼虫がいなくなる理由がわかりました。
脱走ではなく、
アダンソンハエトリに拉致されていたのでした。
イモさらい。
同じ時、こっちでは別のハエトリグモがナミアゲハの1齢幼虫を食べています。
かみさんが衝撃の現場を押さえました。
ハエトリグモはダニやコバエを食べる有難い存在。益虫です。
昨年の日誌 に書いたとおり、動く生き物しか食べないそうなので、もっさりしたアゲハの幼虫は大丈夫だと思っていました。
家の中にも天敵がいたとは。
室内でアゲハを飼育する人にとっては、ちょっとした衝撃です。
余聞
猫もアゲハの天敵なんですね。
友人が、うっかりアゲハチョウがいる部屋のドアを開けていたら、猫が入ってきて食べられてしまったと言っていました。
猫は蝶を食べるんですか? 遊んで殺してしまうのではありませんか?
私の聞き間違えではないかと思っています。
うちの猫はたぶん食べません。
2020/10/9,2022/2/13
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