アゲハ飼育日誌2020年第55稿:
アゲハは連日蛹化していますが、幼虫の数は減りません。
むしろ、増えています。
かみさんがまだ取ってくるので。
また新入り
2020.11.2
また新入り。
見てしまうと、どうしても放っておけないようです。
ナミアゲハ3匹、クロアゲハ4匹。
前回に続き、珍しくクロアゲハのほうが多いのは、採取場所の上方にこんもりと木が茂っていて、薄暗くなっているからとのこと。
クロアゲハは薄暗い所を好むそうですね。
おそらくどちらも3齢幼虫。
下のほうは色が薄いので、もしかしてカラスアゲハ?と一瞬思いましたが、色が薄いクロアゲハでしょう。
前にもこういうことがありました。もう騙されません。
蓋の裏で蛹化
2020.11.2~4
短日処理用ダンボール箱の蓋の裏で蛹化。
朝蓋を開けたら、裏に張り付いていました。
ナミアゲハ前蛹。
翌日脱皮。
11月3日14時25分
11月4日15時53分
これは 今年の日誌51稿 で上げた越冬蛹、オレンジ系茶色。
我が家では初めてかもしれません。
半分蛹化
2020.11.2~
16匹いるアオスジアゲハは半分蛹化。
ここに蛹が5匹、前蛹が1匹います。
わかりますか?
正解は こちら
あとはベランダの鉢植えに2匹。
昨年の越冬蛹は3月初旬に羽化してしまったので、このままでいいのかどうか思案中。
そのうちちゃんと考えないといけません。
痛恨!
2020.11.4
このところ、かみさんはメルカリやPayPayフリマで、無農薬野菜をよく買っています。
それもヘチマ、ハヤトウリ、サツマイモの葉っぱ、根菜の間引き菜など、この辺では流通していないものばかり。
最近買った人参の間引き菜を冷蔵庫から出してみたら、
なんと、キアゲハの幼虫が付いていました。
すでに死亡。
人参はセリ科。届いた時にチェックするべきでした。
痛恨‼
かみさんはリベンジで、また人参の間引き菜を買うとのこと。
ご存じですか? 人参の間引き菜は美味しくありません。
蛾羽化
2020.11.4~5
クスアオシャクが羽化しました。
クスアオシャクの情報は少なく、生態はよくわかりません。
餌は何? 花蜜? 寿命は?
体の造りからして、蜜を吸わせるのは難しそう。
オオミズアオの成虫は口が退化していて何も食べられず、1週間ぐらいしか生きないそうですね。
これはどうなのか。
今のところ
2020.11.5
かみさんは昨年の失敗に学び、今年はきっちり短日処理をやっています。
その甲斐あって、越冬見込み蛹は今のところ1匹も羽化していません。
もちろん、意に反して羽化してしまったら、愛情を込めて寿命を全うさせます。
アゲハに限らず、昆虫の飼育という行為は人間のエゴかもしれないと思うにつけ、なるべく自然に反しないようにしたい。
そう思いませんか?
2020/11/6,2022/2/15
コメント