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アゲハ飼育日誌2120 蛹変色の妙 今季初ベランダ産卵

アゲハ飼育日誌2021年第20稿:

ついに8月も明日まで。

夏の終わりに合わせて、飼育数はだいぶ減ってきました。

9月に入ったら、短日処理を始めないとだめですね。

びちょびちょ

2021.8.19

アオスジアゲハが蛹になる時の脱皮。

ふつう脱け殻はふにゃっとする程度ですが、これはびちょびちょ。

ティッシュペーパーの染みから、脱皮の際に大量の体液の分泌があったことがわかります。

蛹もびちょびちょ。葉っぱにくっついてしまったので、こんなふうにぶら下げて乾かしました。

この角度にしないと帯糸が伸びないので。

ちゃんと羽化できるかなぁ。

今年のアオスジアゲハには、いろいろな珍現象が起きます。

セスジスズメ

2021.8.19

かみさんがこれを連れて帰ってきました。

電車みたいですね。

さながら黒い新幹線。

セスジスズメ。蛾の幼虫です。

食草はアカバナ科、サトイモ科、ツリフネソウ科植物。

イモムシ(芋虫)の由来は芋の葉を食べる虫。ということなので、サトイモやサツマイモの葉を食べるセスジスズメは由緒正しいイモムシです。

ふつうに飼っている人、結構いますよね。

うちでも育てられないことはないと思いましたが、団地の植え込みに戻しました。

蛹変色の妙

2021.8.22

アゲハチョウの蛹の変色には温度、湿度、光、周囲の色、接触面の感触など、いろいろな要素が関係しているようです。

他の条件は同じでも、近くにある物の影響で、全く違う色になることも。

ナミアゲハの蛹。

どちらも同じ日、同じ場所に置いてある同型の虫かごの蓋で蛹化。

近くに枝があった蛹は茶色、なかった蛹は緑色になりました。

おもしろいですね。

ぼくたちって、複雑。

蛹の変色に関する詳しい情報は、こちらの記事でご覧ください。

ベランダ産卵

2021.8.24~

今頃になって、今季初のベランダ産卵。

山椒には産んでほしくないので、

このようにネットを掛けていたのですが。

まさか、この中に入るとは。

よく入れたね

数えてみたら、おそらく8個。

山椒に5個。

柑橘に2個。近くのシソに1個。

急いでいて間違ったか。(笑)

シソの葉の幼虫は無事孵化。

卵の殻を食べた後は、近くに置いてある柑橘の葉っぱに自ら移動しました。

ちゃんとわかるんですね。

山椒にいた5匹は柑橘に移しました。

室内で育てるには柑橘のほうがいいので。

今年の日誌11稿 に書いたとおり、ベランダにいるとスズメに食べられてしまうので、小さいうちに部屋に入れないといけません。

2021/8/30,9/11

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