アゲハ飼育日誌2021年第43稿:
■ヤドリバエうじ虫3匹潜伏
■想定外の羽化2頭で最遅記録更新
■アオスジアゲハ短命11日で没
■ジャコウアゲハの前蛹と蛹救済
■当分終わらない今期の飼育
3匹潜伏
2021.12.4~7
11月19日に保護したアオスジアゲハ5齢幼虫。( 今年の日誌40稿 )
蛹にはなれたものの、案の定寄生されていました。
スマホのライトで透視。
ヤドリバエの幼虫が3匹うごめいています。
やだね。
3日後、出てきました。
でか。
普通はもっと小さいうちに出てきます。
寒くてなかなか出られなかったのか。
また記録更新
また想定外の羽化。
ナミアゲハ
2021.12.5
まず、ナミアゲハ。
越冬箱の覆い(不織布)に張り付いていたところを発見。
翅は伸びきっていたものの、まだちゃんと飛べなかったので、おそらく羽化してから1,2時間しか経っていなかったのでしょう。
飼育ネットに移動。
8時3分。
同居のツマグロヒョウモンとアオスジアゲハはまだ寝ていたのに。
大迷惑。
クロアゲハ
2021.12.7
2日後、クロアゲハ羽化。羽化の最遅記録、また更新。
越冬箱の底に横たわっていました。
手に取ってみたら、すでに瀕死の状態。
発見が遅れました。
痛恨の極み。
冷たい箱の中に何時間ぐらいいたのか。
翌日落命。
申し訳ない。
短命11日
2021.12.9
前回の日誌 に載せたアオスジアゲハ。
ネットの中、この姿勢のまま永眠。
羽化11日目。この時期にしては短命でした。
一昨年冬の蝶たちは概ね2か月ぐらい生きていたと思います。
ナミアゲハと同居はストレスが大きかったか。
ナミは落ち着きがないからね。
前蛹と蛹救済
2021.12.9~
船堀界隈唯一のジャコウアゲハ繁殖地で前蛹発見。
団地の壁。
寒くて蛹になれないだろうと思って持ち帰り。
前蛹ポケットに収納。
翌朝見てみると、無事に蛹になっていましたが、脱け殻がくっついたまま。
しかも、小さい。
餌の摂取量が少なかったのでしょう。
ほかに、危険な場所に張り付いていた蛹5匹も持ち帰り。
一昨年の秋と同じです。( 一昨年の日誌49稿 )
脱け殻は蛹が固まってから外しました。
当分終わらない
時節柄、アゲハチョウの記事は読まれなくなってきたので、もう今期の飼育は終わりにしてほしいのですが、当分終わりそうにありません。
今うちにいる蝶はナミアゲハ1頭とツマグロヒョウモン3頭。
陽が当たると、外に出たくてしょうがないご様子。
もう外では生きていけないよ。
これは喜んでいるのか、駄々をこねているのか。
ツマグロヒョウモンは蜜を吸い始めると必ずこうなります。
タテハチョウ科はこうなる、吸蜜で体温が下がるので動いて発熱、というツイッターのリプ。
勉強になります。
2021/12/18
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