アゲハ飼育日誌2020年第38稿:
立秋。今日から残暑。
ひと頃の蛹化ラッシュが転じ、今はプチ羽化ラッシュが続いています。
幼虫はだいぶ減りました。一時期多かったのは、先が危ぶまれる卵や幼虫をかみさんが持ち帰っていたから。
最近はそういう卵や幼虫を目にしないそうです。
3世代
2020.8.1
アオスジアゲハ3世代。
幼虫はワンダリング(蛹化の場所決め)中。
今年もアオスジアゲハはすでに5,6匹、ヤドリバエの犠牲になっています。
ヤドリバエをご存じない方は、こちらの記事をご覧ください。

アオスジアゲハは寄生されやすいそうですが、なぜなのか。
調べてみましたが、明確な理由はわかりませんでした。
若齢幼虫の時から緑色なので、卵を産み付けられやすいのか。あるいは、寄生バエや寄生バチはクスノキ科植物によく産卵するのか。
ご存じの方、教えてください。
3匹目
2020.8.4
朝起きたら、クスアオシャクの成虫(今季3匹目)が壁に張り付いていました。
これはシーツの上。横幅2cmほど。
アゲハとは違う趣。これはこれできれいですね。
飛ぶとアゲハ以上に不規則な動きで、すぐ見失ってしまいます。
こうやって茎を演じている姿がかわいいそうで、かみさんはお気に入り。
突っつくと、もじもじ動きます。
大きい
2020.8.4
前々回の日誌 に書いたとおり、クロアゲハの穴場を見つけましたので、珍しく幼虫が4匹もいます。
飼育係は多忙なので、この辺が妥当な数。
一番大きいのはうちに来た時すでに4齢幼虫だったので、寄生されていないか心配です。
クロアゲハは糞も大きいですね。
マクロレンズ
当サイトの写真や動画はすべてiPhoneで撮っていますが、先週から新しいマクロレンズを使うようになりました。
これまでは100均(キャンドゥ)のマクロレンズだけでしたが、フォロワーさんに触発されて購入。買ったのは、セルカレンズのActyGo。撮影倍率15倍。
それが期待外れと言うか、思い違いと言うか、予想外の商品でした。
まず、レンズの大きさにびっくり。口径が42mm(100均レンズは18mm)。「大口径レンズを採用」という文言を見ていませんでした。
それと「安価なマクロレンズの場合、被写体まで1cm~2mまで寄らなければならないのに対し、ActyGoのマクロレンズは被写体から3~6cmの余裕を持った距離で撮影可能」と書いてあったので、てっきり被写体から程良い距離で、100均レンズと同じくらいの拡大写真を撮れると思ったのが間違い。
100均レンズはここまで拡大できますが、
ActyGoはここまでしか拡大できません。
これ以上近づくとピンボケになります。
ただレンズが大きい分、ボケる領域が少なく、手振れも少ないので、中途半端な拡大写真なら100均レンズより綺麗に撮れます。
これからマクロレンズを購入する方は、参考になさってください。
2020/8/7,2022/2/12
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