アゲハ飼育日誌2021年第1稿:
今年最初のアゲハ飼育日誌。
昨年は短日処理が上手くいき、我が家の越冬蛹に動きはないので、日誌の投稿はさぼっていました。
その間kindle本に注力していましたが、長らく投稿なしはブログ運営上よくないので、この辺で投稿します。
カブの虫
2021.1.3~13
年を取ってきたらすっかり健康志向になり、最近野菜は無農薬栽培のものしか食べなくなってきました。
そんなことで、通販で買ったカブの葉っぱに謎の虫が。
背中に開口部があるようなので、イモムシではなさそうです。
ちょっと調べただけではわからなかったので、こんなツイートをしました。
某むっしーさん、ぁぃの飼育ブログさん、ありがとうございました。
ヒラタアブ。
たまたま昨年12月の暖かい日に、うちのベランダにいたこれです。
まさか、こんなところでつながるとは。
これはてっきり蜂だと思ってツイートしたら、ヒラタアブとのご指摘。
ツイッターって、便利ですね。
すぐに教えてもらえるので、助かります。
それでも10日後、あえなく死んでいました。
羽化を見られず、残念。
ベランダ組
2021.1.14
ベランダのクスノキにアオスジアゲハの越冬蛹がいます。
今年は2匹。
うち1匹の糸が、強風で葉っぱから剝がれていました。
これでは羽化できないので、かみさんが蛹ポケットに入れて、ダンボール組に合流。
残りの1匹は大丈夫そうですが、いつ出てくるか。
昨年の日誌6稿 にあるとおり、昨年のベランダ越冬蛹が最初に羽化した日は3月4日。寒い日で、翌日には死んでしまいました。
昨年は4月30日に羽化した蝶もいて、同じ環境でこの差は何なのか。ちょっとした陽当りの違いか、単なる個体差か。
早過ぎない羽化を願います。
明るいと羽化する?
2021.1.14
越冬蛹は明るい所にいると、羽化してしまうかもしれません。
こんなツイートがありました。
きみどりさん、貴重な情報をありがとうございます!
蛹がいたのは「玄関横の窓の所」とのことなので、おそらく何らかの光がずっと当たっていたのでしょう。
それにしても、11度で羽化してしまうとは。しかも、蛹になったのは7月。
これは近所のクスノキ(街路樹)。
もし街灯直下に越冬蛹がいたとしたら、早春に羽化してしまうのか。
うちのベランダにいる越冬蛹は?
やはり、人間が関わるとだめなのか。
玄関横の窓も街灯もベランダも人工物。
アゲハにとってはどれも迷惑な話なのかもしれません。
余聞
昨年冬の飼育日誌を見ていると、蝶に申し訳ないような、気の毒なような、切ない気分になります。
今年は蝶がいない、普通の冬を過ごすことができました。
フォロワーさんからの貴重な情報と、かみさんの努力のおかげ。情報を集めてまとめているだけの私としては、感謝するのみ。
蝶がいなかった冬は進歩の証しです。
2021/3/1,2022/10/23
コメント
こんにちは。
日曜日に、近所の子供が、家の前の道路を横切って移動中の「アオムシ」を見付けて騒いでいました。
アゲハの幼虫が、サナギになる為の移動だと検討をつけたので、子供たちが観察し終わって満足して家に戻ったのを見計らい、その幼虫を家に連れて帰り、家の鉢植えのレモンの木に止まらせたところ、その夜には縮こまって糸で固定し、サナギになる形になりました。今日の昼前に完全に蛹になりました(残念ながら蛹になる変身は見損ないました)
時期やサナギの色からして越冬するのだと思いますが、春でもまだ寒い時期に羽化しては可哀想です。
寒くても明るいと羽化が早まるとのことですが、暖かくなるまで光を遮っておいた方がいいでしょうか?
サナギになったら、完全に箱の中に入れて、光がなくても大丈夫でしょうか?
今、レモンの幹についているのですが、サナギポケットで暗く温度の低めのところで春まで保管したいのですが‥。どう思われますか?
鉢植えでしたら、直射日光の当たらない場所に置いておけば、大丈夫だと思います。
蛹ポケットに入れて保管するのであれば、こちらの記事 を参考になさってください。
返信ありがとうございます。
鉢植えが結構大きくて重たい上、日がよく当たるところに置いているのと、
庭の植木には殺虫剤を撒くので、やはりいずれサナギポケットに避難させようと思います。