アゲハ飼育日誌2021年第32稿:
■短日処理をしたみなし越冬蛹が続々集結
■アオスジアゲハ想定内の羽化
■ヨトウムシ土の中に潜伏
■ナガサキアゲハ遂に蛹化
■ラーメン屋のスミレに異形ツマグロヒョウモンの幼虫
越冬蛹集結
2021.10.12
我が家では短日処理をして、蛹化後3週間経過しても羽化しなければ、越冬蛹になったとみなしています。
こんな感じで溜まってきて、
置ききれなくなってきたら、
ダンボール箱に収容。
これは蛹が張りついた枝をくっつけた寄せ木。
7匹いる。
現時点で、みなし越冬蛹は40匹ちょっと。
幼虫がまだ20匹ぐらいいるので、昨年の58匹を超えそうです。
想定内の羽化
2021.10.12~13
おやっ。
色づいてきた。
これは夜も明るそうな所にいた幼虫だったので、羽化は予想していました。
翌日。
いつもどおり、よたよた。
15時11分。珍しい時間帯の羽化でした。
明るい所にいたせいか、発色はいいですね。
ピンボケであった。残念。
ヨトウムシ潜伏
2021.10.13
ヨトウムシが葉っぱを食べなくなったので、蛹化の時期と判断。
葉っぱを取り除いて、土を入れました。
いつもの死んだふり。
と思いきや、すぐ土に潜りました。
今年羽化するのか、越冬するのか。越冬の条件はアゲハチョウと同じなのか。
さぁ。
しばらくしたら、掘り起こしてみます。
ナガサキ蛹化
2021.10.13~14
5年ぶりのナガサキアゲハ。
遂に糸掛けを始めました。
延々続くので一往復だけ。5倍速。
うちに来て9日目。
糸掛け終了後。
翌朝脱皮。
脱皮直後はこのように目、触覚、口吻の位置がはっきりわかります。
夕方には落ち着いた色に。
超希少種は特別待遇。
いいなぁ。
採取時すでに終齢幼虫だったので、寄生されているかもしれませんし、羽化する可能性も十分あります。
これから3週間様子を見ると、11月初旬。
放蝶は厳しいかもしれません。
ラーメン屋の異形
アゲハの餌を採らせていただいているラーメン屋さんに、今年もかみさんが栗の渋皮煮を届けました。
スミレにはいまだ飼育経験がないツマグロヒョウモンが。
異形。
これは触れない人が多いでしょうね。
2021/10/15
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